東北 産女川  2003/09/11〜13

紅葉ときのこが大当たりでした。
源頭部で晴れ上がり小屋を目前にしつつも、
急いで下山してしまったメンバーに
「今何が大切なのかわかってない!」
とつい口走ってしまうほどに紅葉が美しかった、、。

▲2003/10/12/07:08
様子をみながら進む事にして雨の中出発。
この地点ですでに紅葉が見頃。
雨にうたれてさらに鮮やかだ。

▲2003/10/12/08:07
滝を越えていく。
もう寒いのであまり沢に浸かりたくはない。
だんだん空が明るくなってきた。

▲2003/10/12/9:08
ふと見上げると、滝の上の紅葉が見事。
足元に気をつけつつもつい見上げてしまう。
さらにいつでも、きのこチェック!

▲2003/10/12/12:19
ずいぶん登った。見て見て、紅葉がすばらしい。
みんなであたりを見渡す。前も後ろも、言葉がでない。

▲2003/10/12/13:07
静かだ。ひたひたと水があふれ、落ち葉が集まってゆく。

▲2003/10/12/14:17
いよいよ源頭部、詰めだ。水も少なくなってゆく。
わかりにくいけれど右上に避難小屋。すばらしいところに位置している。
今年できたばかりでぴかぴかだ。木の香り。ストーブがないのがちょっと残念。

▲2003/10/12/15:11
コーヒーを飲みに、さくさくと歩く。
昨日は雨の中の寒い夜だった。
今日はきれいな避難小屋で快適な夕食と眠りがある。
コーヒーを飲みに出かける余裕もある。

▲2003/10/12/15:14
ふと、みんないっせいに倒れこむ。
きもちいきもちいいきもちいい。陽の光を感じる。
ここにはこんな空がある、こんな時間が流れている。
わたしたちが何をしていようと、今もそうしてそこにある。

▲2003/10/12/16:13
ひらたけ、ならたけ、ぶなはりだけ、しろなめつむたけ、くりたけ。
本日の収穫。

▲2003/10/12/17:25
おいしいんだなー、これがなー。
いろいろ食料を担いでくることもできるけれど、わたしたちの食事はいつもシンプル。
マタギにはかかせない曲げわっぱ、理にかなっていてとてもよくできている。

▲2003/10/12/19:26
月が明るく、笹がきらきら波うって、うっとりな夜だった。
遠くに小さく花火が見えた。寒いけれど外に出ていられる澄んだ夜。
しかし、翌朝激しい雨音で目を覚ます・・・。
山の天気は本当にめまぐるしく変わる。

▲2003/10/13/09:16
台風かと思えるような雨風が落ち着いたところで小屋を出る。
登山道は川のようだ。こんな時、沢靴だと怖いものはない。
東北の山はどこもぶな林がすばらしい。写真には納まらない。
散ったばかりの枯葉をさくさく踏みながら下山。
”しろなめつむたけ”がたくさん採れる。
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