2004年正月東北スキー山行   2003/12/31〜2004/01/03
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ここ4年程、毎年山で年を越しているけれど、
今年はほんとに雪が少ない!ない!
しかも晴れたりして春スキーのようだった。
そしてかなりの藪スキーであった。

▲2003/12/31/12:21
左の山が山形県の翁山。今年の年越し山。
みんながいろんな資料を集め、メンバー、天候、雪の状態、小屋の快適度、によって現地で試行錯誤の上決める。
この写真は林道をずいぶん歩いたところだけど途中雪がなかったりで不安になる。
スキー板いらないのでは、、みたいな。

▲2003/12/31/12:33
胡桃平の沼。噂の鉄魚がいるという。
わたしたちの出現のせい?水鳥の群れが一斉に飛び立ち、空に円を描く。
静まり返った沼のほとりで上空を旋回するその羽音が大きく響く。

▲2003/12/31/12:42
小屋は低いところにあるのであと少しだ。
沢が出ていたので水を確保してから向かう。

▲2003/12/31/13:22
小屋到着!
「荒れてはいるがまだまだ使える」という情報通り。
かなりゆがんでいて(内部も)至る所斜めっているけれど、まだまだがんばる小さくてあたたかい、里の人たちに愛されている小屋だった。

▲2003/12/31/13:43
だるまストーブが使えることを確認して、まずはお茶でも。
薪は「翁山を守る会」の方たちによってたくさん用意されていた。
大抵こういう里山は地元の人たちによって守られている。
山頂にはお社があって、やっぱり山は神聖なるものなのだ。

▲2003/12/31/16:42
普段はできるだけ荷物を少なく軽くだけれど、年越しはイベントなので食材もいろいろ。
大きな金鍋やお玉も持っていく。
今年は田宮さんが京都の市場から鱈を運んでくれた!
山に入る人は料理好きが多いかな、と思う。

▲2003/12/31/17:43
鱈汁で年越し!
行きがけに採ったフキノトウ(なんともう出ていた)でつくったふき味噌付き。
冬山ではなかなかお米がとげないので、無洗米ってありがたい。
0:00など待てずに20:00就寝。
新年の朝ごはんは鱈汁の餅入り雑炊。

▲2004/01/01/09:54
今年の初登り、初スキー。
登るのは楽しい。誰にも、何にも汚されていない雪面を一歩一歩踏みしめながら、歩いていく。
でも本当はこの時期深い雪のはずで、つらいラッセル(新雪をかきわけ踏み踏み進む)のはず。

▲2004/01/01/10:16
「気がつくと、振り返ると、こんなに登っていました。」っていうのが、山歩きのすごいところだ。
雪がつもっていると、けして届かないはずの枝たちと並ぶ。同じ目線。
宙に浮いているのだと思うとわくわくする。
やっぱり晴れて景色が見えると気持ちがいいが、風も強い。もう少しで山頂。
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