ML-POWDER 2003年スキー活動記録
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1.乗鞍岳(中退) *田宮、縣
12月6日
乗鞍高原スキー場〜位ヶ原・往復
 事後報告を一つ、12月6日(土)縣(直)、田宮は乗鞍で山スキー、切り開きの上部まで行ってきました。本格的な活動に備えて、装備チェックが目的。 縣:ツェルト、田宮:高度計を忘れた。
・概要
 国民休暇村から歩き始めて、切り開き上まで、あまりにも雪がわるかったので、ここで止めて降りてきました。 ちなみに乗鞍はスキーに十分な雪があります。土曜は週の中ごろの雨と高温のため、最悪のコンディションでしたが、土曜の午後から雪が振り出しており、これからはパウダーのはず。縣*田宮で見事に今シーズン初の最悪の雪をゲット。これも年末年始に極上パウダーを味わうためのプロローグ、という事でありたい、、、、。
 7日(日)は勝又、堀、まっちゃん(モンベル)、縣、田宮でゲレンデスキー。縣、田宮は新テレ板デビューでした。
2.白馬乗鞍岳  *縣(直)、勝又、田宮
12月14日
栂池スキー場〜天狗原〜白馬乗鞍岳・往復
 快晴の中、ひさしぶりのパウダーでした。厳冬期なのに快晴で景色がよく、人が少ない(他は2人いただけ)、ラッセル跡があって楽チン。 そしてパウダー。もう文句なし。また行きたいー
3.正月山行  1.放山
 〜放山・蒲原山(1)・赤禿山(1)・佐渡山〜  *堀、勝又
12月30日〜1月4日
 12/30〜1/4までの実行動5日間のうち晴れたのは延べ2日くらい。寒気と次々と来る気圧の谷で日本海側は大荒れでした。それでも、その好天をうまく掴んで土日山行ではなかなか行けない山を満喫することができました。
12月29日 浅間山偵察〜移動〜シャルマン火打偵察
 浅間山:まだ滑降できそうにない。
 移動:雪が降る中を長野・妙高・上越〜能生へ移動。
 昼食:たらふく食堂のタラ汁
 シャルマン火打偵察
  リフトは計3本とシンプルで意外と空いている。年末年始の雑踏とは無縁のスキー場のようだ。
 道の駅・能生(泊)
12月30日 シャルマン火打〜放山(はなれやま)
・天候:曇りのち晴れ
・午前:シャルマン火打スキー場
・午後:スキー場〜放山・往復
 放山はスキー場トップから1hくらい。晴天の山頂からは火打・焼・海谷・日本海と景色は最高。
・夕食:泊でタラ汁ほか。立山山麓スキー場(泊)
12月31日 移動〜海谷周辺偵察
・天候:雪
 白鳥山、大品山は雪不足で断念。海谷・頚城駒と赤禿山はどうにかなりそう。
 偵察していると蒲原山、、、、気になる。
・温泉:姫川温泉
・夕食:糸魚川「銭形」でタラ汁。
・小滝駅(泊)
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4. 正月山行   2.一難場山〜蒲原山(1)
・1月1日
・天候:晴れ
・ルート:木地屋〜杉の平〜一難場山〜蒲原山〜杉の平〜木地屋
 小滝駅でお雑煮を頂いたあと蓮華温泉の入口である木地屋へ。一難場山・蒲原山はからの景色は最高。
北ア北部が目の前に迫り、海谷・頚城の山々、日本海も。下りは北面で最高の雪なのに濃薮で滑りにならず。姫川温泉で入浴後、再び能生へ。
1月2日 シャルマン火打スキー場
・天候:吹雪
 前夜からの吹雪に深重粉雪を期待し、シャルマン火打へ。吹雪+濃霧の中、期待以上の風封深重粉雪に苦笑。誰も滑れない圧雪斜面を快適に飛ばす。白馬グリンデルでいつものベーコンとハンバーグ(ここは旨い!)またまた移動、小滝駅(泊)
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5.正月山行   3.赤禿山(1)
・1月3日
・天候:晴れ後雪
・ルート:山之坊〜赤禿山〜大峰峠〜山ノ坊
 以前から行きたいと思っていた山。午前中は天気が良く、明星山が目の前に迫る。登りは大峰峠を短略し濃薮に悩まされたにで下りは大峰峠経由で。しかし、なかなかターンが続かない。
下山後、戸隠へ移動。
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6正月山行   4.佐渡山
1月4日 
・天候:晴れ後雪
・ルート:大橋〜佐渡山・往復〜富岡
 大橋、雪が少ない。入口の小屋が丸々出ている。雪が少ないなくても、さすが豊かなブナ林。難なく山頂に達し、内陸の乾いた雪を滑降、、、のはずだったが、吹きだまりを狙ったのが失敗。底無深雪にテレマークターンが続かず。
下山後、富岡(泊)。腹いっぱいで苦しい、、、。
翌5日は雪の戸隠を午前中に出発。渋滞なしで帰京。
※今回行った山に共通点があることに気付きました。 放山、蒲原山、赤禿山、佐渡山。 何れも人の生活圏から日帰りできる夏道のない薮山。(放山も笹倉温泉から日帰りできそう)このような視点で厳冬期の日帰り山スキーを計画してみるのも面白いかもしれません。薮スキーになる可能性大ですが、、、。
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7.北海道 正月山行  1.富良野岳ジャイアント尾根 〜十勝・大雪 年末年始スキー〜   *田宮、縣(直)、縣(や)、佐藤(裕)、粕谷、イオリー
12月28日〜1月3日
02年末・03年始、総勢6名、北海道 十勝・大雪 山スキー
 窒息こそしなかったけど、毎日パウダーでした。本州との違いは、とてつもなく寒いことと、このため、緩斜面のパウダーでも失速しない事だった。寒さは半端でない。−20度に達すると、これまで想像しなかった事態がいろいろおきた。
* シールののりがばかになる。
* ガムテープののりもばかになる。
   ※シールの固定はスポーツテーピングで代用(これがいい!)
* ラッセルでかいた汗がアウターの内側で凍る
山行中は凍りっぱなしなのでいいが、終了後が大変、濡れ濡れになる。これは、温泉の休憩室を利用して乾かして対応。休憩室を我が物顔で占拠。カメラやシールまで持ち込んだ、濡れ物を乾かした。
* 車中泊すると、窓が厚い霜で覆われてしまい、窓の内側の霜取りが必要。
 今回は、車中3泊、無人駅2泊、また借りた車が曲者で暖房がからっきしきかない。つまり、24時間北海道
 の寒さにさらされた。最低気温は朝と稜線で−20度。
 富良野周辺はにぎやかで、元旦でも買い物が可能なので、山道具以外はここで買出しが可能。食事は美味しいカレー屋を見つけ、縣(直)と田宮はなんとここで3晩食べた。まだまだ食べ切れてないので、お店ごと東京にもって帰りたかったぐらい。
12月28日 買出し  縣(直)、田宮
 札幌秀岳荘で買出し、富良野へ移動。バーデン上富良野前で車中泊。
12月29日 富良野岳ジャイアント尾根  縣(直)、田宮、(佐藤)  天気:雪
 富良野岳ジャイアント尾根、9:00〜14:00、標高差500m
 ミスコースで厳しい尾根のぼりをしてしまった。活動終了後、富良野スキー場で佐藤と落ち合う。
前富良野岳(原始ケ原)登山口を偵察、予想通り除雪が進んでおらず一泊の前富良野はあきらめた。上富良野のパーキングで車中泊。
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8.正月山行  2.旭岳ロープウェー   佐藤、縣(直)、田宮  
天気:雪
12月30日
 旭岳ロープウェーを利用して登りなしパウダーラン。
これは山スキー?ここはスキー場とうたっているが、どこがピステなのか判別不能状態。5本ほど滑る。道産子スキーヤーはファット板の人が多い。こんな場所があるなら、なるほどファット板の意味もあるかな?活動終了後、旭岳ユースの露天風呂に入った後、富良野岳方向へ移動、バーデン上富良野前で車中泊。
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9.正月山行   3.富良野岳ジャイアント尾根(リベンジ)  佐藤、縣(直)、田宮  
天気:曇り時々雪
12月31日  富良野岳ジャイアント尾根(リベンジ)、8:00〜14:00、標高差600m+200m(登り返し)
 29日に一度入山しているので、今回は調子よく高度を上げ、1650mの台地まで登る。滑りはまず、ジャイアント尾根と北尾根の間の沢(ベベルイ川)へ落ちる。沢が開き、斜度がなくなった地点でジャイアント尾根に登り返し1500mから今度は登りのトレース方向へ落ちる。
 活動終了後、上ホロ荘の温泉につかった。富良野駅で縣(や)と落ち合う。
この日は中富良野付近の無人駅、野中?泊。
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10.正月山行   4.三段山  佐藤、縣(直)(や)、田宮  
天気:下部では晴れ、上部はガス
1月1日 三段山 8:00〜13:00、標高差700m
 パウダーの名所、三段山。白銀荘前の駐車場にはスキーヤーであふれている。さすが。乗鞍岳のような切り開きから歩き始めるが、切り開きには無数のトレースがある。ただ、短いコースなので、みんなスタートが遅い。われわれはスノーシュー(ボーダー)に次ぐ二番手で登る。一段までは樹林、二段からはシュカブラ&ガス、強引に山頂まで登る。一段分は小さな窪、2段分は尾根脇の吹き溜まり、1段は樹林を滑る。樹林がとても気持ち良かった。
 活動終了後、白銀荘につかり、富良野に出て庵谷、粕谷と落ち合う。前日に引き続き、中富良野付近の無人駅、野中?泊。
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11.正月山行   5.三段山(下部のみ)  佐藤、縣(直)(や)、庵谷、粕谷、田宮  
天気:晴れ
1月2日 三段山(下部のみ) 11:30〜14:00、標高差300m
 車のトラブルがあり、出発が遅れる。三段山の下部のおいしいところだけをすべる。
 活動終了後、白銀荘につかる。上富良野でこの日帰宅する佐藤を見送り。この後、残った5名で札幌まで壊れた車で移動。ロードムービーの世界。事故がおきなくてよかった。札幌、朝3:00着。
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12.正月山行   6.手稲山  縣(直)(や)、庵谷、粕谷  
天気:晴れ
1月3日  僕は、鉄道で旭川へ向かう。皮肉にもこの日は今回、一番の天気、車窓から遠くに大雪連峰が見えた。残るメンバーは手稲でスキー。
以下、縣君のメイルを転記:
 テイネはあまりに身近なところでした。1200ごろイオリー宅から出発。徒歩で下山できるのでスキーの格好のままバスに乗る。札幌市内をまるでゲレンデのようにスキー靴で歩くのはちょっと変。でもまさに普段着のスキー、さすが北海道。
テイネスキー場リフト上に 1500すぎ着。10分ぐらい登り、あとは林間を1時間ぐらいパウダー&ヤブ。10分ぐらいあるいたらイオリ宅着。テイネはいい散歩スキーができてうらやましいところでした。犬がばふばふしながらパウダー斜面をはしゃいでいてほほえましかった。
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13.赤禿山(2)  *堀、勝又
1月11日、13日
 今週も白馬以北の山を楽しんできました。 先週は薮々だった低山が疎林の好ルートに? 雪が増えたせいか? 感覚が麻痺しているのか?
1/11:赤禿山、1/12:シャルマン火打スキー場、1/13:小日向山
1月11日  赤禿山
・天候:曇り時々晴れ 
・ルート:山之坊〜大峰峠〜赤禿山〜北尾根〜高浪池(たかなみいけ)〜大峰峠〜山之坊
・概要
 前回の教訓を生かし、今回は大峰峠経由で東尾根に取付く。ラッセルは脛。前夜は小雪で日射がない為、登りの東面も粉。薮がかなり埋まっているので、同ルート滑るか迷ったが、今回は北尾根から高浪池に滑り下りる。 高浪池はシャーベット状態だが強度は十分。明星山を振り返りながら、初めは恐る恐る、その内大胆にど真ん中を横断。高浪池からは右に赤禿山を見上げながら林道がらみで大峰峠へ。
・感想
 赤禿山は1158m。山之坊(550)からの標高差は約600m。ラッセルが深くなければ山頂まで約2時間。
標高は低いが明星山、海谷山塊など展望が良く、上部の樹林が美しいので楽しめると思う。
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14.・小日向山(1)
1月13日 
・天候:快晴
・行程:二股〜南股入林道〜南尾根〜山頂
・概要
 懸案だった厳冬期の小日向山を快晴の下で実現することができた。
 色々書くのはやめよう。堀・勝マイナー10名山!
・おまけ-1 シャルマン火打スキー場
 1/12にシャルマン火打でコースからかなり離れた薮パウダーを 楽しんでいたところ、パトロールにナンパされる。 このパトロール員が山スキー好きで、放山周辺のツアールートの話で盛り上がってしまい、色々教えてもらった。(もちろん、この後もコース外パウダーをリフトが止まるまで堪能する。)先週に続き、シャルマンのパトロールと話をすることになったが、スキー場側の山とスキーにたいする認識が他のスキー場と異なるように感じた。
・おまけ-2 風吹温泉
 温泉情報。小谷と姫川の間に風吹温泉。 国道から少し入ったところの1件宿で、入浴300円。よく暖まるいいお湯で、空いている。20:00まで入浴可。
・おまけ-3 堀・完全復活間近?
 今回の小日向は標高差1100m。ラッセルがなかったとは言え、休憩1回で山頂に着き、それでもまだまだ登れる状態だった。 泊りの山行はまだ控える予定だが、日帰り山行に関しては完全復活と言って良い状態となった。
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15.焼岳  *田宮、縣
1月12〜13日
 余曲折があったが、月曜の好天を最大限に活かすためBCを1800mに設置して下掘沢周辺を滑った。月曜は13時過ぎには下山し、逆巻温泉、R158沿いのそばや"わたなべ" 経由で、八王子17:00着。この後、忠さんを交えて、武蔵野で新年会のおまけも楽しんだ。充実の二日だった。
・場所: 焼岳、下堀沢、右岸台地、中堀沢脇の尾根少を少し
・天気: 晴れ
1月12日  釜トンネル〜尾根1800BC〜中堀沢
 8:00出発。釜トンネルは上高地側にかなり拡張されており出口が、梓川の渡渉地点より先になっていた。これに気が着かず、行き過ぎ戻る(今後行く人は注意)。戻ってから梓川を渡り、堰堤脇から急な尾根を登る。先人のトレース有り、1800m付近にBC設置。10:30?空身で1900mの台地へ、2000m
より上部はガスの中。下堀沢上部は明日すべる事にして、台地を横切り対岸へ、2050?mまで登る。
ここからトラバース気味に中堀沢方向へ1900m付近まで滑る。雪はアイス、パック、パウダーと展覧会状態。登り返し、1900mの台地経由でBCに戻る。14:30?多少早いが、明日の好天を期待してこの日は活動
終了。対岸の霞沢岳?、前穂〜西穂の稜線が染まるのを眺めながら北海道で使い残したジフィーズの豪華な食事。この日はわれわれ以外、3パーティーが入山していた。
1月13日 BC〜焼岳北峰〜下堀沢
 お約束の快晴。8:00出発、1900mの台地からは、トラバース気味に高度稼ぎながら尾根2250mを目指した後、下堀沢の沢床を目指してシールを着けたままトラバース。沢床についてからは、鞍部を目指して直進した後、左岸の尾根、3年前に堀君達と登った時のピークの対岸に9:30着。ここは噴火口を見るのにいい場所。つぼ足で登ったトレースがあった。写真撮影、北アルプス中心部の絶景を楽しんだ後、滑降。下堀沢上部はかなりパック気味、僕のテレマークでは厳しいが、時々アルペンターンを交ぜて、なんどか転びながら
1900mへ一気に滑る。転んでも楽しい。11:30?BCを片付けた後は、横すべりを交えて、急な樹林を降りた。今回は、念入りに雪のチェックをしたが、弱層はなし。なんであえて沢を右に左に横切って登った。この日は他に登山者(スキーヤー)なし。
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16.小日向山(2)  *堀、縣(直)、村石(RSSA)
1月18日
・天候: 曇りのち晴れ
・行程: 二股〜南股入林道〜南尾根〜山頂〜北面〜夏道尾根〜猿倉〜北股入林道〜二股
・概要
 今回は1?年ぶりの小日向山リベンジとなる村石さんが同行。(村石さんにとっては猛ラッセルで丸2日を費やした思い出の山?) 前回同様、南股入林道を30分ほど入ってから南尾根に取付く。(二股付近の地形と植生からすると登りはこのルートが最良だろう。) 登り始めは雲+ガスで南面を滑るチャンスか?と思っていたら、山頂手前で日が射し始めた。あいにく白馬鑓方向はガスのままだったが、頚城方面の展望は良好。この天候では南面の雪は確実に×。北面からコル経由で夏道尾根を滑降することで意見がまとまった。
 予想通り、北面の雪質は◎! カメラを持ってこなかった縣くんにカメラを渡し、撮影のために数ターン滑るつもりが、眼下の雪原まで〜〜! 止まれない!! それに村石さんも続き、、、「おーい、話が違うじゃないか!」(縣) その後も変化のある夏道の尾根を末端の猿倉付近まで滑るとちょうど中山沢の橋に出る。東面とは見える景色も斜面も全く性格が異なり、先週とは別の山を滑っているかのようだった。小日向山、素晴らしい! 橋からは重機のトレースを借りて林道を二股まで滑り終了。小日向山、マイナー10名山認定となる山行でした。 次回、夏道尾根から見えた新ルートに続く。
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17.鍋倉山  師橋、田宮、堀、*天満
1月19日
・天候:曇り時々晴れ
・ルート:温井〜鍋倉山〜北面〜温井
・概要
 1月18日(土)22:00に八王子で、師橋さん・田宮さんに拾ってもらい中央道で、堀さんとの待ち合わせ場所へ。0:30頃、待ち合わせ場所の田沢駅で堀さんと合流。その後、切符売り場でどの山へ行くかの話しあい。鍋倉山へ行くことが決まり、再び高速へ。2:00すぎに温井に到着。登山口でテントを張り安眠。
 翌朝はゆっくりと8:00頃起き、9:00ごろ登り始めた。約1名、ビンディングに支柱がなく、とんでもない格好で登っていて、苦労していたようだ。登り始めは、雪がパック状態だったが、高度を上げるにつれ、滑りやすそうな雪に。途中、2回の休憩を挟み、昼頃頂上へ。
 滑りは、太陽の当たっていない北斜面。予想どおりのいい雪に感激!雪の良さに加えて、大きなブナの木の間を気持ちよく滑れた。ほんとは技術不足でかなり苦労していたのが約1名・・・。下部は雪が悪く、ほとんで滑れずに終わった。
・感想
 上に出てきた約1名は、私のことです。って言わなくても分かりますよね。あんなに滑れなくても、楽しいって思うんで、やめられません。はやいうちに支柱を買って登りに備えたいと思います。普段は別の仲間と山スキーに行っているのですが、なかなか頂上を踏むことがなく、今回は非常に新鮮でした。

湯ノ丸山、乗鞍岳  *田宮、縣(直)、勝又、佐藤(礼)、長谷部、、粕谷
 南岸低気圧の通過で期待度が高まった浅間山は、雪つきが悪く、断念した。土曜日にサブ計画の湯の丸山を、日曜に乗鞍岳(富士見岳)を滑降した。合間に温泉、そばと、文林での買い物(アイゼン、ブーツ*2(1つはサイズがなく注文)、ビーコン)を楽しんだ。
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18.湯の丸山  堀、勝又、佐藤(礼)、長谷部、縣、田宮
1月25日
・天気: 雪
・ルート: 旧鹿沢スキー場から山頂往復
・概略
 午後には天気が回復するだろうと見込んで登るも、終日、雪。えらい寒い。雪は十分あるが風でたたかれて扱いにくい。おまけに、下りではトラバースをしすぎて、せっかくの元スキー場OPENバーンを逃して猛藪を滑降してしまった。湯の丸山は、標高差は600mとしょぼいものの、根子岳や四阿山と違い滑るに楽しい(はずの)山だった。活動終了後、松本へ出て、文林で買い物。
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19.乗鞍・富士見岳  佐藤(礼)、長谷部、粕谷、縣、田宮
1月26日
・天気: 晴れ
・ルート: ゲレンデ上部〜13:00富士見岳〜15:00休暇村
・概略 
 粕谷は三段山で少し滑ってはいるが、事実上のデビュー戦。またれいじさんは、前日文林で購入したスカルパ兼用靴の筆卸。いろいろデビューずくめの縣*田宮、新人研修でした。
 登りの切り開は、無数のトレースで、ぐちゃぐちゃ、おまけにクラストしており滑れる状態ではない。切り開きで一度、位ヶ原で一度休憩を取り、まずまずのペースで富士見岳に到着。何度きても位ヶ原から見る乗鞍の景色はすばらしい。デビューの二人は、この景色に会えただけでも十分なはず。ただ、悪雪とわかっている斜面を下るのは面白くない。なので、山頂で、縣、田宮が相談して、富士見岳から位ヶ原山荘、冷泉小屋経由でゲレンデに戻る事を決めた。
 前日の湯の丸の雪、登りの雪の状態から、なからあきらめムードで富士見岳直下の斜面に突っ込む。これが、、、、。縣フィーバーがここでも炸裂。一番に滑ったれいじさんがぶちきれて下部までノンストップ、デビュー戦の長谷部も続く。粕谷は転びながら全身でパウダーを満喫。縣、田宮は一部始終を写真で記録しながら下る。楽しんだ事は、言うまでない。雪質は冷泉小屋付近まで変わらず極上、位ヶ原山荘下の樹林も楽しかった。ただ一名は、“ごめんなさい、すいません”と叫びつつ木に抱きついたり、木のトラップにはまり逆さづりになったりしてた。まあ怪我もなく、遅くもない時間に休暇村に戻れているので、楽しかったのであろう(計画者の勝手な思い込み)。
 下山後、どうだった?とデビューの二人に聞いたところ、また行きたいとの返事、この返事が社交辞令でなかった事は、この日、粕谷が文林でブーツを頼んだ事実が証明しているのでしょう。仲間が増えそうで楽しみです。
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20.黒姫山(中退) *天満
 黒姫は、スキー場の第3リフトから登りました。天気が悪くリフトが動き出したのが、10時頃で、ラッセルしながら登り、1750m付近までしか行けませんでした。少し重い雪でしたが、上部ではパウダーが楽しめました。
途中で、RSSAのサワミズさん?(単独)という方に会いました。私はラッセルに参っていて、自己紹介する元気もなく、ただ話しを聞いているだけでしたが・・・。
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21.小日向山(3)  *堀、勝又、師橋
今週は土曜日を休養。日曜日は長野北部も好天ということで、メンバーの変更はありましたが、マイナー10名山・小日向山へ行くことに。
堀にとっては今シーズン3度目の小日向山となりました。
2月2日(日)
・天候: 晴れ
・行程: 二股〜南股入林道〜南尾根〜山頂〜北東尾根〜中山沢〜北股入林道〜二股
・概要
 前日の午後は好天だったのか、南股には八方からのトレース多数。先週の冬型では白馬周辺の降雪は少なかったようで、ラッセルなく、2ピッチで山頂。気温が低いが晴天・無風。春山のように快適なのに目の前には厳冬期の展望。
 山頂でコーヒーブレイクのあと、前回1/18の小日向山報告で予告した新ルート・北東尾根の滑降を開始。今回の雪の深さではやや斜度がきつく感じるが、ブナ疎林の雪質は概ね良く、快適な滑降を楽しむことができる。あまりの気持ちよさに、途中、何度か立ち止まる程度で一気に中山沢まで滑ってしまった。このような好条件では写真撮影の為に立ち止まるのは勿体ない。なので、今回も写真の出来は今一つだろう。
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22.白鳥山  *堀、勝又
2月10日
 連休のニセコは好天+粉雪だったようですね。今シーズンの縣君の冴えには参った! 信越は高温+雨で雪が完全に死んでしまい、パウダーのパの字もありませんでした。更には初日の好天を利用できず、最終日も日本海側にこだわり続けてしまったため、スキーを履いたのは10日(月)1日のみとなってしまった。但し、本命の白鳥山に照準を絞ったおかげで、状態が悪いながらもキラリと光る1本を楽しむことができました。
2月8日 蒲原山のアプローチ偵察  天候:晴れ
 寝坊→蒲原山のアプローチ偵察。 湯原側は下部が藪。やはり木地屋側の方が良いか?
2月9日 白鳥山のアプローチ偵察  天候:雨
 蒲原山は断念→白鳥山のアプローチ偵察。 この日の山は1日中、雨雲の中。上路には山スキーヤーの車が1台。
2月10日 白鳥山 天候:曇り
 白鳥山、万歳!
2月11日 放山アプローチ偵察→黒姫周辺偵察 曇り時々雨
 放山アプローチ偵察→黒姫周辺偵察→帰京
 ・笹倉温泉からの放山のルート確認+火打・焼山北面が素晴らしい。
 ・大毛無山−容雅山−神奈山−妙高を遠望。素晴らしい山並だ。
 ・黒姫周辺、大橋まで行くも雪質NG。今シーズンは雪も少ない。
2月10日 白鳥山
・天候:曇り
・行程:上路−北西尾根−白鳥山−北北西尾根−シナ谷(二俣付近)−北西尾根621−上路
・概要
 上路からの登りルートは幾つか考えられるが、滑降ルートの視察のために最も展望の良さそうな北西尾根を登高。 この尾根は前日のパーティーが登滑降しているが、地形的にはあまり滑降向きではない。また、急斜面と平坦地の繰り返しなので、ラッセル時には苦戦しそう。 山頂からの展望は良いはずだが、標高の高い山はガスの中で残念。
 滑降は地形図+登りの視察で目を付けた北北西の広い尾根をシナ谷の二俣付近まで。疎林斜面から樹林の広い尾根と雪さえ良ければ快適なはずなのだが、、、。二俣からはシナ谷の支流を渡り、北西尾根621へ約150m登り返す。 登路に合流し、登りのトレースに沿って上路まで。
・感想
 白鳥山山頂から日本海に向かって大滑降。今回のルートは疎林斜面から快適な樹林尾根へと標高差約800mの滑降を楽しむことができる。今回は上部疎林が板のズレない雪で苦戦。次回は是非、粉雪の時に行きたい。 山頂の小屋は冬期も開放しており、利用可能状態だったので、1泊で行き、日本海に沈む夕日を楽しむのも良いかも。
・おまけ−藪山攻略法(1)−
 この手の藪山で最も注意しなければならないのは、人の生活圏と自然林の境界。ここをどう切り抜けるかがポイント。下部でルートを誤ると猛藪に突っ込み、ラッセル時には藪敗退になりかねない。
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23.蒲原山(2)  *堀、勝又、天満
2月15日
 正月1/1に続いて2度目の蒲原山。1度目はルート取りに失敗し薮滑降になってしまいましたが、この山には薮滑降屋にしか感じることのできない?秘められた可能性を感じた。今回はルート再検討した上で、天満くんにもお付き合い頂き、「ルート選択については」大成功となりました。事故報告については別途。
・天候:晴れ
・行程:木地屋−杉の平−一難波山−蒲原山・往復
・概要
 前回は地形図だけの情報で蒲原山より北西の広い尾根を滑ったが、これが失敗。薮でほとんどターンができなかったので、今回は前回よりも北側の尾根を赤禿山から見えた一難波山北面の無木立大斜面に沿って一難場山まで登った。絶対に薮滑降にならないよう、登りながら滑降ルートを真剣に検討。約4時間で展望の良い蒲原山山頂。
 蒲原山1629より一難場山への平らな尾根を行くのは勿体ないので、北東面の疎林を約200m滑る。雪はサラサラ極上! 一難場山の下まで滑り、100ほどシールで登り返し、山頂から少し北へ下ったところから北西の傾斜の緩い部分に滑り込む。登りで目を付けてあった疎林のラインにうまく入ることができ、約300mの粉雪樹林滑降を楽しむ。体調、雪質が良く、思うままにスキーをコントロールできる。薮台地から少し北へトラバースし登りの尾根を巻くとちょうど無木立大斜面の頭。約250mの粉雪、無木立大斜面を杉の平まで楽しみ、往路を木地屋まで。
・感想
 一難場山−蒲原山から展望は素晴らしい。今シーズン、1度目はルート取りを失敗し、薮スキーになってしまったが、海谷、頚城、朝日・雪倉、明星山、日本海などの展望が良く、北〜北西面のため雪質が良いので、うまくルートを選べば変化のある好ルートとなる。
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24.入笠山+ビーコン練習  師橋、粕谷、長谷部、*田宮、うつのさん(師橋さんの後輩、自転車屋)
2月16日
 この週末、八ヶ岳の師橋さんの小屋に立ち寄り、日曜に軽く富士見パノラマスキー場から入笠山に登った。その後、小屋前でビーコン練習も実施(縣君へ、ビーコンの貸し出しありがとう)。粕谷、長谷部はこれで、New靴と、ビーコンのデビューを済ませた。
・天気 雪
・場所 南アルプス入笠山、富士見パノラマスキー場TOPから往復
 山頂に向けて東面の切り開きを登り、牧場方向の西面を滑降滑降は標高差150m程度だが、気持ちのいいパウダーだった。
・おまけ
 入笠山近辺は植物学上貴重な高層湿原が点在する。尾瀬や釧路湿原が比較的近代の火山の噴火でできたのに対して、ここの湿原は3億年前の地質でできているそうな。これ以上の事は僕にもわかりません。スキーでまた行く事はないと思いますが、堀君のコメントにあったように高山植物の観察、キノコ取りには近くて楽しみなフィールドです。
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25.上州武尊・西俣沢   *田宮、長谷部
2月22日
 平日に南岸低気圧が二度通過した。これは南部を滑るチャンスだと思い群馬の山を二本滑った。大当たりで、二日連続のパウダー。二日目の草津白根は長谷部君に報告してもらう事にして、西俣沢の報告です。
・天気: 曇り
・活動 
 武尊牧場スキー場から夏道沿いに武尊山方向へ進み標高2000mより西俣沢経由でスキー場脇まで滑降
・概要
 2002年版ベルクシロイファの藤倉さんの記録を参考にした。絶妙なルート取りに関心。この日の入山者は我々と、桐生から来た単独のおじさん。往路を戻ってもいいつもりで出かけるも、夏道沿いの稜線はUPDOWNが激しく下りもシールなしでは滑べれそうにない状態。これではつまらないなと、欲を出し、天気も良かったので西俣沢を滑った。但し、ハンドテストで肘レベルの弱層が2層(15cm、40cm)あったため、上部は左股?の左岸脇の樹林を沢床1700mまで滑る。この尾根が気持ちいいパウダー。その後は沢に沿って、ところどころ側壁をトラバースして下る。数m程度の滝がいくつかあるが、全て埋まってた。家の串からの尾根の乗っ越しは、一度手前の1644mの尾根に登ってしまい(まちがいと気づいて)沢に下りなおしてからもう一度、登った。尾根を乗っ越した後は、唐松林をひたすらトラバース。林道に出会ってから沢を2回渡り(1回目は板を脱いで浅いところを靴で、2回目は橋らしきをスキーで)、下部は明瞭は林道を滑った。
 下山後の電話連絡で、この林道付近の昨秋に堀君、縣夫妻がキノコ取りをしていた事を知った。今度は沢で、キノコで来たい。今回は滑れなかったけど、西俣沢の上部はすごく気持ちよさそうな斜面だった。粗目時期に藤倉氏のように縦走形態で行くのがベストだろう。と同じ考えで来ていた事がわかった。
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26.草津・本白根山(1)  田宮、*長谷部
2月23日
・天気 晴れ
・活動 静山(静可山?)スキー場跡から尾根沿いに登り、
鏡池付近、標高2100mより同ルートを滑降
・概要
 前日の晩から雪が降り、山頂は雲の中なので天候をみつつ、硫黄の匂いが漂う静山スキー場跡から登りだす。旧スキー場は中部から上部にかけて藪、笹、タラが出ていた。旧スキー場の最上部にある施設付近で一度休憩した後、再び登りだすと、すぐに快晴に。1900m付近からアイスバーン気味の雪が出てきたので、
スキーアイゼンをつけ、鏡池付近の標高2100mまで登る。快晴で素晴らしい眺望だった。
 しばらく休憩した後、同じルートを滑降。登るときには硬そうな印象を受けた雪も2100〜1900m付近と、そこからスキー場まで2度ほどある緩斜面のつなぎ目がほどよく締まりつつも浮遊感の得られるいい雪だった。100%下りのコースで滑り疲れ、登るときに休んだ旧スキー場の施設前で休憩してから、旧スキー場を滑り下りた。全体的に期待以上の雪質で気持ちよかった。
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27.RSSA山スキー祭 神奈山・藤巻山尾根  *堀、勝又
2月22、23日
 週末は野尻湖の藤屋旅館で行われたRSSA山スキー祭に参加してきました。
牧野さん、小森さん、鷹觜さんなどのいつもの面々に加え、復活した?飯田さんなど今年も多くの方々が参加。田宮さんの報告に登場した藤倉さんも参加していました。
 ベースとなった藤屋旅館は会員の湯沢さん経営の宿。野尻湖畔にあり、この時期は毎日ワカザギ釣りの屋形船を出している。ストーブ付きのワカサギ船はかなり魅力的。追悼山スキーに参加できない堀はワカサギ船に乗ろうとも考えたが、今回は蟹江夫人を特別ゲストに迎えていたので、日曜日の予定を変更して上越高田の蟹江宅を訪問。その訪問についてと、妙高の積雪について簡単に報告します。
 尚。山スキー祭で行われた追悼山行・神奈山藤巻山尾根は参加した勝又から報告します。
・蟹江宅訪問
蟹江宅は上越高田・高田城址近くの農家を改造したような家。庭には農具をしまうような離れがあり、書庫+登山用具倉庫になっている。母屋2階の書斎の窓からは天気がよければ火打などの山々を望むことができる。書斎の本棚にはこれまでの山の記録や写真などがきれいに整理されており、ファイルされた山行記録は特に目を引いた。その山行記録をめくっていると、そのまま本にできるほどに整理されている。頚城の特に山スキーにこだわりを持ち続けた蟹江氏。なぜ、あれまでに頚城にこだわり続けたのか?今後、頚城周辺の山行を通して、氏が魅了された頚城の山スキーを肌で感じてみたいと思った。
・妙高の積雪
妙高の積雪には驚いた。上越高田市街にはほとんど雪がなく、国道を妙高に向かって走らせていると、まずは大毛無山のある矢代山地に雪雲が当っているのが見える。大毛無山は真っ白である。反対側には対照的な真平らな稜線、鍋倉山を含む関田山塊が見える。そして、矢代山地のすぐ後にどんと構えているのが妙高山。今回の神奈山はこの妙高山群の最も海側に位置する。麓には関温泉、燕温泉があり、除雪は再奥の燕温泉まで。国道から除雪された道を登って行くと、雪の壁は1m、2mと増え、関温泉では約3m。近年、特にこの十数年は上越市街で大雪に見舞われることがなくなったそうだが、山はそれとは無関係なのではないか? そう思わせる街から山への積雪量の変化だった。
・おまけ 山スキーの基地、上越高田。
 上越高田の位置を地図で見てみると、、、素晴らしい!
まずは妙高など頚城山域は目の前。日本海側を糸魚川方面に行けば頚城裏側+北ア北部。反対に長岡方面に向かえば会越の山々。谷川方面もそう遠くない。上越高田は最高の山スキー基地か?
地図見ながら、ダイセル化学など化学系の会社にも反応してしまった
RSSA山スキー祭・神奈山・藤巻山尾根   *勝又、RSSA他
2月23日
・天気: 雪のち曇り 
・山域: 頚城山塊 神奈山藤巻山尾根
・ルート: 妙高国民休暇村〜藤巻山尾根〜1500m付近往復 標高差約700m
・概要
 昨日の深酒で皆さん眠い目をこすりながら、ばらばらと集まってばらばらと準備。今回は21人という大パーティー。それはそれは長いラッセル隊。斜度のある斜面をちょっとだけ頑張るとすぐにゆるやかに。ここのブナ林は素晴らしく、雪とガスがよりいっそう幻想的に見せる。その後また少し斜面を登って1500mぐらいのところで無木立の斜面へ。完全にホワイトアウトしてしまったので、そこで神奈山のピークの方向に向かって、蟹江さんに黙祷をささげ、下ることにする。
 普段はそれぞれ活動しているRSSAのみなさんは、思った通り勝手に自分の行きたい方向にばらばらと滑っていく。雪は、天気が悪かったために返って保存されており、それまでおとなしくしていた勝又は思わず声をあげてしまった。最後はなんとなく同時に下り終え、それぞれ満足し、「たぶん」一人欠けることなく集合できるところがさすがRSSAだなという感じでした。
 生前の蟹江さんのパートナーの中田さんのベストチョイスで、またまた素晴らしいブナ林のフィールドに出会ってしまった。次回はぜひ神奈山頂上にたって景色を堪能したい。
水澤さん、中田さん、小森さんなど百戦練磨のテレマーカーとご一緒しましたが、やっぱり堀さん以上にうまい人はいない・・・。油断大敵、ですね。怪我に注意.。

滑降技術
テレマークスキー・前後差とポジション  *堀
深い雪、悪雪等、板のフレックスを利用するターンについて、前後のポジション、前後差と分けて考えてみた。
1)前後のポジション
 踵荷重かつま先荷重かは前後のポジション(体の重心位置)によって決まる。 堀の場合、谷足は足の土踏まず側全体〜少し踵寄り。 これだと山足の荷重(小指の付け根)が抜けにくく、且つ谷足の板をほぼ真上から踏める。 と、これが理想であるが、どんな雪質でもできるかというと、、、?? テレのみでなくスキーの難しさはここにあり? (堅い雪の時はスキーが走りやすいので、体が遅れないために意識としては、もう少し前乗りする。母指球〜土踏まず側全体)
 失敗例@
 谷足の荷重が踵に寄りすぎると、板のフレックスを有効に利用できない。
 →ターンのコントロールが困難+面白くない。
 失敗例A
 谷足の荷重が母指球に寄りすぎると、山足の荷重が抜けやすい。
 →山足トップダイブしやすい+前転しやすい。
※本などによると谷足は母指球荷重を推奨しているが、これは整地されたゲレンデ、堅いバーンにしか対応できない。深雪、悪雪では踵寄りの荷重の方が安定する。
※テレターンはこの前後ポジションの模索が面白さの1つか?
2)前後差(現・堀の結論)
 無理に狭くしようとせずに、疲れない程度に狭くするという感じ。山で滑る場合は、前後の安定性をある程度確保するために前後差をある程度とった方が良い。 前後差は広すぎなければ疲れない!
 失敗例@
 前後差が広い状態で山足荷重しようとすると、谷足が必然的に踵荷重になってしまい、ターンのコントロールが困難。 それと、何といっても非常に疲れる。
 失敗例A
 逆に前後差が小さいと谷足の荷重位置は調整しやすい。また、ターンの切り替えが早く、ショートターンしやすいという利点はあるが、あまり狭すぎると前後の安定性が悪くなり、ちょっとした雪質の変化で転んでしまう。 その結果、疲れる。 小さな前後差で安定性を出そうとすると、、、、それはアルペンターン。
※今のテレマークの理想?は前後差を小さく、、、だが、その理想を詰めてゆくとテレではなくアルペンターンになってしまう。 アルペンターンは安定しているし、疲れない。
※テレターンの面白さは前後の荷重範囲の広さにあり?
☆SPテク
 前後差をとるとターンの切り替えは少し遅くなるが、樹林(藪)で木を避ける時などはポジションを変えずにエッジだけを切り替える、いわゆるテレペンが最強。
今シーズンはこのテクを実践でかなり使っています。と、あまり際どいターンをしていると木にぶつかります。
※最後に最も重要なことを、、。 色々書きましたが、山で滑っているとき、殆どは何も考えていません。
 技術面にあまりこだわり過ぎると、山の滑りが面白くなくなってしまう。
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28.湯ノ丸山 *田島、他
日時: 2003/02/22(土) 9:30〜16:30
活動: 湯の丸スキー場〜湯の丸山〜旧鹿沢スキー場
参加者: JRC山岳(男2)、アロカ山の会(男3、女2 田島含む)、ボーダー2、その他テレマーカー
天気: 曇り
スキー場から第一ロマンスリフトで、1,847m地点まで登り、スキーヤーはシールを付け、ボーダーはスノーシューを付け出発。キツネ平までなだらかな尾根で、キツネ平には鐘があり安全祈願に鳴らす。ここから湯ノ丸山へ急登となりジグザグに雪面を登り高度を上げるに従い雲の中に入り視界が悪く成りどこが頂上か分からない。大な岩の所で昼食をとるが、風が冷たく早々に先へ進む。湯ノ丸山で、スキーヤーはシールを外しボーダーはボードに履き替え、滑走。視界が悪くどこを滑ってよいか分からないがとりあえず尾根通しに進む。
途中先行してた別のテレマーカーの人に会い、東斜面が良かったと聞きそちらを滑る事にした。
東斜面も最後は密集した樹林となり、その間をすり抜けて角間峠の下部へ出た。ここで大休止、風もなく缶ビールを開けて飲んだ。
国道へのルートを旧鹿沢スキー場跡へとったため、平坦部が多く、スノーボードでは前へ進まず、ちと難儀した。今回は短めで柔らかい子供用のボードにした為、下部の細かい木の間も縫うように滑れ、止まらず滑り続けることができた。雪によっては短いと辛いが、樹林のある山に行くには短めで曲がりやすい板が正解。もう1名のボーダーは100Kgを超す巨漢。しかも下手な為、木があっては転び転んでは起き上がれず、起き上がっては初速が無く進めず、また転び・・大苦戦していた。
予定では半日のお気楽コースの筈が、危うくヘッドライトのお世話になるかと思ったが、何とか暗くなる前に国道に出られたので助かった。いつもは人を待たせる私が、今回は登りも滑りも気兼ねせず、どころか大威張り(?)できるほどの山行で、変な話、ちょっと嬉しかった。
久々の山でもあり、かなり楽しめた。今までの教訓からどんな予定でも必ずヘッドライトを持って行く様にしていたが、今回どうしたことか忘れてしまった。やはり、忘れてはならないと実感(苦笑)。
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29.守門岳・浅草岳   縣(直)、縣(や)、天満、長谷部、*勝又、松本、田宮(16日のみ)
 谷川のあたりに行こうと思っておりましたが、縣さんの提案で守門岳へ足を伸ばす事にいたしました。やよいさんは4年前?の雪辱戦。勝又以下若衆は初の守門せっかくここまで来たのだからと山菜パーティーの雪辱戦で浅草岳にも登るつもりでしたが・・・。
 3月15日 守門岳
・行程:大原スキー場〜東藤原岳〜守門岳〜大岳側の尾根(オカバミ沢と本高地沢の間の尾根)〜二分
・概要
 朝車を二分へ車を一台まわしておいて大原スキー場のリフトを上がる。高曇りで視界は良い。気温も上がっていないようで、そこそこ雪質も期待できると思っていた尾根をあがっている途中はクラストをしてばりばり。
東藤原岳への急な尾根を苦労しながらあがると主稜線に。ガイドにのっていた雪の砂漠と言う言葉がぴったりな台地状の稜線を回りの景色を楽しみなが歩く。やよいさんは前回はこのあたりまでで時間切れ。今日はピークまで。オカバミ沢と本高地沢の間の広い尾根のややしまった雪を快適に滑り、ほぼ合流地点でオカバミ沢を渡り、二分へ下った。 林道で見た夕焼けが素晴らしかったです。
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30.浅草岳・村杉沢カッチ(北岳)
3月16日
・行程:五味沢〜ムジナ沢より南側の尾根〜村杉沢カッチ(北岳)〜ムジナ沢〜五味沢
・概要
 すみません、ルートミスです。浅草岳山頂は踏めず。みんなのあやふやな記憶を頼りにムジナ沢の右岸の尾根を登ってしまった。 地図には出ない小さなアップダウン。 途中でムジナ沢をわたって、浅草岳へ続く尾根にあがろうとしたが、昨日のいっぱいいっぱいの行動で少々疲れ気味。 対岸の浅草岳は大パーティーが入っており、見る間に広い尾根が荒らされていく。 と言うわけで、そのまま尾根を詰めることにした。
村杉沢カッチというちょっと愛着がわいてしまうピークからムジナ沢へひと滑り。 北斜面のため、パウダーが保存されており、気持ち良く滑り降りる。 そのあとは、広い沢底を思い思いに滑りながら、五味沢へ。 途中の滝は埋まっており、中央突破が可能でした。
・個人的感想:
 自分で、地図を見て判断する山行のおもしろさを知りました。
ここの尾根に上がりたい、ここが下れる、沢はここで渡れると・・・地図で判断しながら、自分の目で山をしっかり見る。今までの経験に多少なりとも自信をもっていいということが確認できました。(浅草岳には登れなかったけど・・・) そして、なんといってもそれが一番楽しいということを、遅れ馳せながら知ってしまった。
というわけで、体力のある若人3人衆、これからもよろしく。
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31.赤谷川源流〜万太郎山  *勝又、師橋
 3月21日
 昨年雪で覆われた斜面を想像しながら沢登りをした赤谷川の源流を滑ってきました。
・行程:土合〜谷川岳〜オジカ沢ノ頭〜赤谷川源流〜万太郎山〜土樽
・概要
 夜、土合に向かっている途中でかなり雪が降っていた。たまたま土合で会った会社の先輩に聞くと前日は吹雪いて山には入れなかったという。晴れると信じて山に入る。肩の小屋までは強風時々ホワイトアウト。オジカ沢ノ頭までガスの晴れ間を見ながらゆっくり行くことにする。途中アイゼンにはきかえ、きりたった稜線を慎重に進む。ガスが晴れたあと尾根の左側だとスキーをはいたまま行けたことがわかる。(3年前堀さんはスキーをはいてオジカ沢ノ頭まで行った) 赤谷川の源流に滑りこむときにはすっかり空も晴れ渡り、気持ち良く滑る。沢登のときに想像した通りの景色。万太郎山までは上部のシュカブラに多少苦労したが、ピークにたつと 谷川の稜線、苗場山、巻機、(他にも色々見えていたかもしれない)が望める。 師橋さんは気持ち良く大斜面を滑り降り、勝又は上部のアイスバーンにビビリながらなんとか台地まで滑り降りた。毛渡沢の出合は雪がつながっており、渡ることができた。土樽18:19の電車で土合に戻る。
 アイゼン登行や(私にとっては)急斜面のアイスバーンなどのちょっと上級なとことしまったパウダーや広い沢床など変化のとんだ充実の日帰り山行でした。 なんといっても、この移動距離はすごい。
・師橋記
 スキー場発、前半吹雪、雪面はシュカブラまたはパックスノー、長い林道歩き・・・
でも山スキーならではのルートとして素晴らしい、充実した山行でした。小生に付き合ってせっかくの三連休を日帰りにしてしまい、勝又には物足りなかったかもしれないけれど、夏にたどった赤谷川の源流に今度は滑り込み、冬もやはり別天地でした。 毛渡沢の大斜面も滑りでがあり大満足。皆さんにもお勧めできます。是非ドーゾ。
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32.白神岳 +不老不死温泉   *縣X2
 3連休+1日で白神岳&東北温泉めぐりに行ってきました。海を見ながら雪山を登るのは気持ちいいものでした。スキーで滑るとこはちょっと少なかったけど、、。
3月21〜24日
・行程 : 
3月21日
 朝5時始発で家を出て、白神岳登山口駅2024着。マット付き長いすで快適。ただし水はない。トイレ有。海が近く(標高60メートル)暖かい。
3月22日 白神岳登山口〜マテ山〜白神岳山頂〜避難小屋
 朝始発電車を見送り、6時20分出発。 雪のない林道をしばらく歩くと雪道に数台車が止まっている。7時ごろそこからシールで登る。登山口よりマテ山南側トラバースはやめ、トレースをたどりことにしてそのまま登山道を登るが、ヤブと急斜面に苦労する。渋い、、。マテ山からは快適なぶな林を上り下りし、尾根ぞいに稜線をつめる。青空と海をバックに大きなぶな林の間を登るのがなんとも気持ちいい。 そのまま尾根を登ると森林限界に出る。ちょっとクラストぎみの急な斜面をのぼり、稜線に出ると岩木山が見えてくる。うーん滑りたい、、。 海風が強いなか、2時半頃白神岳山頂到着。 きらきら光る日本海や遠くまで続くぶなの白神山地を見渡せることができた。天気がよいのと時間があるので、北東面の笹内川側を2本、やよいは1本滑りおりた。 よかったー。 避難小屋泊。足裏にカイロを張る。かなり暖かい。
3月23日 白神岳避難小屋からマテ山経由、往路下山。
 翌日はガスってしまい何も見えなくなってた。ここはどこ状態。八時、十二湖はあきらめて、コンパスをあわせ、赤旗とトレースを頼りに下る。強風のため、アイスバーンになったら恐いのでシールとクトーをつけたままくだった。 中間部のぶな林にくると風もやみ、晴れ間が見えてきた。 マテ山からは猛ヤブで滑るのをあきらめ、背負ってくだる。 このヤブ急斜面、堀さんならすべるか、、、? 14時半、駅到着。せっかくだからそのままスキー背負ったまま海へ。 白神岳をバックに砂浜でスキー記念写真を撮った。 あとはヒッチして不老ふ死温泉に向かった。(天国)
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33.栗駒山  *天満
3月21日、22日
 この3連休は、初日に栗駒、2日目に八幡平に行ってきました。
3月21日 栗駒山
 栗駒は麓では晴れていたのに、山頂に着く頃は吹雪になり、歩くのも大変なくらいの風でした。 関東から東北方面に行く際の立寄りルート(半日)としては、いい場所だと思いました。
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34.八幡平
3月22日 八幡平
 2日目は、松尾八幡平のゲレンデから茶臼にと思っていたのですが、茶臼には行かず、秋田八幡平へ抜けました。滑りというより、歩きがメインでテレマークで行った私にはぴったりのコースでした。無風・快晴という天気にも恵まれ、見渡す限りの青い空と樹氷平原に感動の連続でした。
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35.巻機山  *田宮、勝又、縣、長谷部
日程: 2003年3月29日(土)、30日(日)
天気: 29日雪のち曇り、30日晴れ
場所: 巻機山
メンバー:  勝又、縣、長谷部、田宮
行程予定: 
 清水〜巻機山〜牛が岳北面500mくらい〜登り返し(1泊)ブサノ裏沢〜のぼり返し〜1泊のメンツは登りルートを滑り清水へ戻る
 月曜日が休める人は・・・
 巻機山〜上ゴトウジ沢〜トトンボ尾根〜下ゴトウジ沢右股(2泊)〜柄沢山〜下ゴトウジ沢左股〜登り返し〜柄沢川〜清水
行程実際:
 29日:冬型が抜けるの待ち、遅めに出発。この日は清水からニセ巻経由で巻機山山頂。
 午後はガスが出たり消えたり。滑降はやめて、山頂直下に雪洞を掘る。
 夜は天気がよくなかったようだ。積雪で雪洞の入り口がかなりうまっていた。僕は入り口側を頭にしていたので、起きたら雪に埋まってた。
 30日:降雪後の絶好のピーカン。ブサノ裏沢(滑降登り返し800m)、牛ケ岳北面(滑降登り返し500m)、米子沢(滑降)。総滑降標高差2500m?ブサノ裏と牛ケ岳は最高の雪質だった。米子の源頭でモモンガを見た。めちゃかわいかった。
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36.蓬峠  *田宮、勝又
3月最終週の週末、月曜に休みを取った勝又と田宮で、巻機山の興奮の余韻を楽しみつつ、蓬峠を往復。
日時:3月31日(月)
メンバー:勝又、田宮
コース:土樽駅から蓬峠往復
時間:7:00〜13:00
去年の同時期、勝又は堀君、忠さんと、僕は礼司さんと同じコースを登っている。去年より雪が少ないねと話つつ、最初の2時間は平坦地をひたすら進む。今回は往路を戻るので、滑りは二人とも初トライのスロープを楽しんだ。 峠より武能岳よりの沢を尾根を交えて滑った。雪質は、、、いつもよりは早く出発し、登っている時は良さげな粗目だったが、下る頃には重く、急斜面ではバームができる状態だった。土日に巻機で、極上の雪を滑ったのでよしとしよう。シシゴヤの頭から蓬沢に滑り込んだシュプールを見かけた。次回はシシゴヤの頭から大源太側に滑り込もう。
滑りを終え、林道を歩き始めたら、フキノウトウに目がくらんだ勝又のペースが極端に落ちる。二人して取れるほど、まだ出ていないので、僕は勝又を置いてさっさと駅まで歩いた。
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37.乗鞍岳   *田宮、縣×2、長谷部、粕谷、天満
新潟方面に出かけるつもりが、天気情報で方向転換。乗鞍岳へ行ってきました。
ひさしぶりのだめだめ山行でした。
日時:4月6日(日)
活動場所:乗鞍岳、国民休暇村から位ケ原下部往復
参加者:縣×2、長谷部、粕谷、天満、田宮
天気は悪くないが?強風、悪雪で富士見岳は断念。土曜一晩で降った数十cm以上の雪が悪く、弱層もあり。切り開きから位ケ原へ駆け上がる斜面と富士見岳のカール?で雪崩が発生してた。ハンドテストでは手首レベル(危険大!)でした。雪は別メイルで送った富山の状況同様、多いです。しかたなく切り開きを下りたのですが、これが大変。ボーダーでも苦戦してました。
ついでに少し残念な情報です。いつも楽しんでいた乗鞍岳周辺の温泉が全てしばらく利用できない。山の中にある泉源が雪崩で崩壊したそうです。
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38.草津白根山   *天満、田宮、縣、粕谷
日  程:4月13日(日)
場  所:草津白根
メンバー: 田宮、縣、粕谷、天満
12日(土)発で土樽駅へ。ほんとは、草津ではなく、日白山の予定だったが、朝になっても雨が降っており、やむなく移動した。草津国際スキー場のロープウェイを使い、逢ノ峰の麓から出発。逢ノ峰の東面を北に向かってトラバース?し、渋峠ヒュッテを目指す。結局、渋峠ヒュッテまで行かず、志賀高原のスキー場入口付近で昼休憩をし、草津国際スキー場へもどることになった。このとき、映画「私をスキーに連れていって」のロケ地の話しが出てきたが、映画をみていない私にはなんだかよく分からなかった。昼休憩後、芳ヶ平ヒュッテに向かったが、向かう途中、楽しみにしていたバーンを滑ることができた。私は、未だに、にやけながら滑ることができずに、あいかわらずのへっぴりぃだった。芳ヶ平ヒュッテでは、2頭の何犬っていうんでしたっけ?犬が元気に出迎えてくれた。ここからは、残雪状況の心配があったが、スキー場手前まで難なくいくことができた。ここから、駐車場まで尾根超え、谷超えで1時間くらいかかってしまったが、朝の雨を思うと、非常に充実した日だった。滑り終わったあとは、ダムの下に沈んでしまうという川場の温泉街へいき、300円のお風呂で汗を流した。今度は100円風呂に挑戦しましょう。
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39.草津白根山  *縣X2
先週に続きまた草津に行ってきました。今回はウロコ板で露天風呂を目指しました。
日時:4月19日・日帰り
目的地:群馬 草津白根山
コース:草津国際スキー場天狗ゲレンデ〜草津白根山〜芳が平小屋〜草津大沢川温泉〜スキー場下
概要
8時半運転終了した天狗ゲレンデをステップソールで登る。先週に比べてかなり雪が少ない。陸橋に雪がなくなっている。1時間ぐらいでロープウェーにたどり着き、上でパトロールに計画書を書いて提出。ここは山スキーに対して結構しっかりしている(うるさい?)
10時過ぎ、トラバース後、しばらく登ると白根山の山頂湖がみえる。エメラルドグリーンでつい滑り降りてしまった。(ここが温泉だったら、ぜひ入りたい!)小雨が降り始めるなか、11時半山頂到着。
北の避難小屋に向かって雪のないガレ地を降り、そこから芳が平に向かってすべる。小屋は留守で犬(たしかオーストリアンシェパード?)にも会えず、そのまま下る。
いよいよ温泉探し!先週来たときは地形図に温泉マークがあったので気にはなっていたが、たまたま私が載った山渓にここのことが書いてあったので、今回トライしてみたのだった。何度も地図をみて降り口に悩んだが、結果的に常布の滝の上部にある地形図の温泉マーク(毒水と言う地名)は雑誌でみた露天と位置が違い別物であった。青葉山との分岐のあるところから沢を下り、板をデポして15分くらい歩くと大きな滝の横に黄金色の湯船が、、、。ぬくいお湯を堪能し、あとはゆっくりと下山した。16時半。
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40.浅間嶺 お花見  *田島、他
パウダーとは別のグループ(会社の山の会)なのですが、お花見に行ってきましたので、報告します。
日時:2003/04/19(土)8:30 - 16:10
メンバー: 田島含めアロカ山の会(9名)、六つ星山の会(2名)
目的地:浅間嶺
コース:武蔵五日市駅−(バス)−上川乗−浅間嶺(桜で宴会)−払沢の滝−(バス)−武蔵五日市駅
武蔵五日市駅 8:27着の電車、8:56(?)発のバスに乗り、上川乗バス停に9:50頃到着。10:00頃から登り始める。ぽつぽつとだが、桜がとても綺麗に咲いている。六つ星山の会の1名の方は、全盲。もう1名はサポートとして来られた。私もサポート隊として参加し、六つ星のサポートの方が先導で、私は後ろから見守る。が、サポートの必要無し、というほどさくさく登っておられた。2度の休憩を入れ、11:10頃山頂到着。
山頂には全然桜が無い。。。まだ早かったようだ。先発隊が1時間も前に席取り&豚汁作成をしてくれていたお陰で何もする事無くお昼、酒にありつける。ありがたい。
14:00過ぎ、撤収に入り、14:20頃出発。下の方に下りてくると、桜が満開。人の家の庭だが失礼させて頂いて写真を撮る。それまで不思議に思っていたことを尋ねる。目が見えない人に、先導のサポートの人が色々と風景の説明をする。10時の方向に白い花が・・左側一面に山吹が・・といった感じだ。この方は後天的な全盲ということなので、説明でイメージが湧くのかと思ったのだが、そうではないらしい。先天的な方でも、やはり説明して貰うと自分なりのイメージを作り上げて楽しめるらしい。きれい〜、などと言うのは悪いかなとも思っていたのだが、逆のようだ。16:10バス停到着。次のバスは17:00過ぎ。あと1時間・・・。それまでに滝を見てくると言い、1名が滝へ向かう。その直後・・・臨時のバスが来る。16:25頃。臨時ならもっと前から止まっていてくれればいいのに・・むなしく見送る。目の前の豆腐屋で、豆腐を買い、再び酒盛り。バスに揺られて五日市の駅に着き、電車で拝島へ。再び拝島駅にて酒宴が催されるが、私は散髪へ。呑んだくれた1日でした。
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41.爺ケ岳 扇沢   勝又、師橋、長谷部、*田宮
GW前の前哨戦のはずが雨で敗退した。
日程: 2003年4月19日(土)
天気: 曇りのち雨(豪雨)
場所: 爺ヶ岳・扇沢
メンバー: 勝又、師橋、長谷部、田宮
  爺ケ岳を目指すも大雨で敗退。もう少し天気がもつと思ったんだけどな?準備中にスキーの板を車に踏まれる事件有り。切れそうになったけど、思い留まった。文林で何度か会っている田代さんカップルと会う。下山後、大町温泉の脱衣場で堀米君と会った。
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42. GW仙丈岳
GW南アルプス 計画   田宮、*勝又、29日まで・・・師橋・縣・長谷部
日程: 4月26日〜5月4日 (予備日2日)
メンツ: 田宮・勝又 29日まで・・・師橋・縣・長谷部
行程: 26日 戸台〜(バス)〜歌宿〜北沢峠〜藪沢小屋or仙丈避難小屋(泊)
     27日 藪沢往復・小仙丈沢往復 仙丈避難小屋(泊)
     28日 大仙丈沢〜両俣小屋(泊)
     29日 右俣沢〜三峰岳〜三国沢〜乗越沢〜熊の平小屋(泊)
     30日 右俣沢往復〜北岳山荘(泊)
     1日  細沢カール往復〜滝の沢〜北岳山荘
     2日  北岳〜草滑りから大樺沢〜広河原〜夜叉神峠
          or八本歯〜大樺沢〜広河原
     *29日までの3人とは28日の大仙丈沢を滑ったところで別れる 3人は往復して29日に藪沢を滑り、戸台へ戻る
     *長谷村村営バス4月25日より歌宿まで営業  
       戸台口発(6:25)、8:20、10:15、14:05 所要50分
       歌宿発(7:45)、10:15、13:15、16:10  〃
     *師橋パーティーに田宮カーを広河原へまわしてもらう
エスケープルート:・戸台へ、 ・途中の沢滑りをカットし、北岳山荘へ
アプローチ:田宮カー 田宮・縣・長谷部    師橋カー 師橋・勝又   現地集合
食料計画:
       26日  朝 各自  夜 白飯・カレー・味噌汁
       27日  朝 赤飯  夜 山菜ご飯・味噌汁
       28日  朝 パスタ 夜 白飯・マーボー春雨・味噌汁
       29日  朝 赤飯  夜 五目ご飯・味噌汁
       30日  朝 パスタ 夜 白飯・マーボー豆腐・味噌汁
       1日   朝 赤飯  夜 五目ご飯・味噌汁
       2日   朝 パスタ 夜 白飯・すき焼き・味噌汁
       3日   朝 赤飯  夜 山菜ご飯・味噌汁
       4日   朝 パスタ 
       非常食: 2食分
共同装備:
 ツェルト(勝又) 銀マット(勝又) スコップ(勝又・田宮・長谷部) ピッケル(勝又・師橋) 救急用具(勝又・縣) 補修セット(勝又・縣) ガスヘッド(田宮・縣) ガス缶大3本、小2本(勝又)
 コッヘル大・中(縣) 携帯電話(田宮) ラジオ(田宮) 無線(縣) 天気図用紙(田宮)、お助けひも(田宮) 
個人装備 : 
 スキー シール 靴 シュラフ シュラフカバー クトー アイゼン マット 着替え 地図 コンパス ナイフ ヘッドランプ 水筒(2.5l相当) 時計 カメラ 食器 ロールペーパー サングラス 日焼け止め        
南アルプス(総括)   *田宮、
田宮です。前半は5人、後半2人で南アルプスでのスキーを楽しみました。それにしても今年は天気が良かった。僕の記憶(十数年)の範囲では一番ではなかろうか?
1 日時 2003年4月26日〜5月3日
2 活動 南アルプス (仙丈岳、三峰岳、間の岳、北岳)での山スキー
3 参加者 29日下山組: 師橋、長谷部、縣 全活動組:勝又、田宮
4 天気 26日:雨のち晴れ、30日:雪&雨 他:晴れ
5 滑走を中心に総括
  8つの沢(大仙丈沢のみ2回滑走)、総標高差6037m滑走。三峰岳北面の野呂川右俣沢は予定したものの滑降できず
<仙丈ステージ>
 馬の背ヒュッテ前ビバーク&仙丈小屋(冬季開放)泊
 27日 大仙丈沢滑降(3033mから2250m)、藪沢滑降(3033mから2400m)
 28日 小仙丈沢滑走(2900mから2400m)、大仙丈沢滑走(3033mから1950m)

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43.GW仙丈岳〜間ノ岳
<白根三山への移動>
 28日 大仙丈沢を野呂川林道まで滑走後、シートラーゲンで両俣小屋へ移動、両俣小屋(冬季開放)泊
 29日 両俣小屋から登山道沿いに野呂川乗越〜三峰岳手前2600mまでシール歩行三峰岳手前2600m〜三峰岳〜間の岳17:00〜北岳山荘の間シートラーゲン
<白根三山ステージ>
 山荘北岳山荘(冬季開放)に4泊(29日、30日、1日、2日)
 30日 雨&雪のため一日沈殿
 1日 三国沢滑降(3150mから2450m(農鳥沢の出会いまで))、農鳥小屋見学
 2日 細沢滑降(3188mから2400m)、滝の沢滑降(2950mから2400m)
 3日 八本歯のコル上部までシートラーゲン、大樺沢左俣滑走(3000mから2000m)
<夜しゃ神への移動>
 滑走終了点から広河原まで一時間、広河原から夜しゃ神まで4時間30分シートラーゲン
「大仙丈沢滑降」
28日、勝又、田宮は朝、小屋をでる時点で全荷物をパッキングした。稜線に上がりここに荷物をデポ。シールとクトーだけをポケットに詰めて小仙丈沢滑降、先日の大仙丈沢もよかったが、ここも素晴らしい斜面。滑降後はシールで登ったが、稜線直下はシール登り限界の斜度。
稜線に戻ってからは山頂までひと歩き。ここからは荷物を持っての滑降?縣君はお見送りで一緒に滑る。僕はわくわくでザック転がし。勝又は呆れている様子だったが、同じくザック転がし。投げて初めて、急速度で落 ちていくザックに不安を覚えた(RSSA牧野氏の失敗が脳裏に浮かぶ)。予定の鞍部でザックは止まった、ほっとすると、先ほどの不安も忘れてまた投げた。二度目にザックを転がす斜面は上段より急で且つ長かった。二回目は、予定の鞍部を超えて見えなくなるまで転がってしまう。ザック転がしで失敗して敗退ではかっこ悪いなと思うも、落ちてしまったものはしょうがない、不安を抱きつつ快適に滑った。縣君とわかれ、下っていくとザックは二つともほど近い位置にあった。大きな問題はなかったが、僕のザックは上蓋のファスナーが半開きで、メガネケース(メガネ入り)がなくなっていた。ファスナーは途中で何かに引っかかって開いたと思われる。他にも何点か中に入っていたが、それらは残っていた。今回、滑りがいいように、ウェストベルトをザック外側に止めて転がしたため、ブレーキが掛からず、そうとうな距離転がった。この方法はお勧めできない?
ザックを拾ってからは程なく、沢が開く地点に到着。なおも雪を拾い1950mまで滑り、後はシートラーゲンで林道を目指す。左岸、右岸に大差はないが、滑走終了点が左岸だったので、左岸を歩く。林道に下りる直前に堰堤が二つあるが、一つ目は問題なくクリーしたが、二つめで行き詰まる。降りれない。一方の右岸側には作業道がある。しょうがなく、右岸に渡る事になるが、飛び石伝いは無理。裸足で渡渉した。
「両俣小屋へ」
野呂川沿いの林道には雪は基本的になく、ひたすらシートラーゲンで進む。よくまあこんな場所に林道を造ったもんだ。方々で崩壊していて、車で移動できる状態ではない。林道は川に沿って進むが川は美しい。ただ、点在する堰堤が気になる。翌日からの天気が気になるので16:00林道上で、天気図を付けて17:30?小屋着。小屋は冬季開放との情報はなかったが、うれしい事に冬季全面開放で、蒔ストーブ完備(自由にお使い下さいとのコメントもあり、我々は使わなかった)。
28日夕方と29日の早朝、釣りにチャレンジしたが、釣れなかった。これが残念。
「両俣小屋から白根三山への移動」
30日に天気が崩れるのが分かっていたので、29日はヘッドランプ行動覚悟で北岳山荘を目指す。可能な限り板は担ぎたくない。なんでまず野呂川の右俣沢をつめる事を考えた。両俣小屋は左岸に位置するが左岸沿いに進むと、急な斜面にぶつかる(これは地図で見てわかっていた)。ここさえ越えられれば、沢伝いに行ける。5:00に起床、まずは空身で急斜面の部分を調べに行く。残念ながら、右岸に移らねば進めない。また川は飛び石伝いには渡れない。悩んだが、沢沿いはあきらめ、登山道沿い進む結論を出す。この辺をうろうろしている間にカモシカの遺体を三体見つける。前日、大仙丈沢の下部でも一体見かけた。雪崩でうまったのか?それとも薬品かなにかで病死?昨年、雲天のとうちゃんから聞いた話しを思い出した。
登山道沿いを進むと決めたももの、不安大。担ぎとなると雪に繰り返し埋まるラッセルになるかもしれない。この不安は杞憂だった。小屋から標高2400mの野呂川乗越まで一度板を脱いだが、シールで進めた。またさらに三峰岳手前の2600mまでシールで進めた。雪が少ない年だとこうはいかなかったかもしれないが、ここまでシール歩行できたので、仙丈と白根、この二つの山域をスキーで繋いだ、実感を持てた。
両俣から白根三山への移動では稜線の2600m付近がもっともやっかいだった。まずはシール歩行できない急斜面のつぼ足での移動、ここでのラッセルで勝又、田宮とも靴のインナーを濡らしてしまう(この濡れが後の後にボディブローのように効く事になる)。また雪が切れてから先で一箇所、夏道なのに急で悪い所があった。僕が先に登り、潅木でセルフビレーし、勝又をお助け紐でサポート。使う事はないだろうとおもっていたが、シュリンゲと手お助け紐を持参したかいがあった。この先、頻繁に悪いところがあったらと少し不安になるも、問題になるような場所ははなかった。15:30三峰岳着。
登れなかった野呂川右俣は下部で、中白根の西面の沢と出会う。この付近の中白根側
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中白根へ登り返す事を考えていたようだが、このコース取りは、けっこう難しそう。三峰岳から間の岳間は北側に野呂川源頭、南側に大井川源頭を見ながらの歩行、今日中に北岳山荘へ行く制約さえなければ、滑りを楽しむのだが、今回はしょうがない、がまんしてひたすた歩く。17:00間の岳着。この後は、白根三山の登山道をぼろぼろになりながら?歩く。三峰岳〜間の岳もそうだったが夏道がほぼでているので、アイゼンは不要。ただ歩くのみ。18:30北岳山荘着、冬季開放小屋の入り口を見つけ中に入った着後、まっ暗になった。ぎりぎりでヘッドランプは使わずに済んだ。
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北岳山荘には所有者不明の荷物が一揃い残っており、この荷物の持ち主の事で、ちょっと恐怖?気味悪い経験をした。
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44.GW 剣岳周辺、45.尾瀬燧ヶ岳、46.黒部源流  *天満、他
今年は、連休が続かず細切れのGWでした。カレンダーどおりの休みでしたが、すべりを満喫してきました。
4月26日〜27日 剣沢、雷鳥沢、御山谷(剣山荘泊)  
4月29日    尾瀬燧ケ岳
5月3日〜5日  双六岳、樅沢、弥助沢、黒部源流、三俣山荘、弥助沢、モミ沢、双六南峰(双六山荘泊)
次の機会には、剣方面では源次郎、長次郎などを滑ってみたいです。(雪崩ますかね・・・)
双六方面では、黒部の源流にベースを張り活動してみたいと思いました。今回3〜5日は、1992年以来の晴天続きだったそうです。相変わらず前転3回転などをし苦労していますが、楽しんできました。
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47.乗鞍岳   *縣X2
いつも気になってた乗鞍岳北部(大黒岳周辺)と、南部(奥の院南面)を堪能できました。
プラス温泉もよかった。板が壊れちゃったけど、、、。
日時:5月3日〜5日・2泊3日
目的地:長野南部 乗鞍岳
コース:
@5/3(土)位ヶ原山荘〜大黒岳
 三本滝駐車場で車をデポ(駐車代1日500円)バスで位ヶ原山荘へ山荘から富士見岳と大黒岳の間をつめて、大黒岳山頂c2772にてBC設置。(c=コンタ=標高)
ここは日の出を見る為のバス停のような風避け建造物があり、快適。北ア岳沢を正面に景色が素晴らしい。 (や)昼寝のなか(直)大黒岳直下を2本、富士見岳直下を2本滑走。かなり堀病。
 登り1040m下り620m
A5/4(日)大黒岳BCから肩ノ小屋、剣が峰
 歩道沿いにBCから肩ノ小屋、剣が峰へ。先週行った仙丈岳が見渡せる。南側にある奥の院に行き、乗鞍の南面へ。正面に御岳を見ながら滑る。ここはいい斜面なのでどこまでも下りすぎてしまいそう。雷鳥が飛ぶ中、c2450の辺りで引き返そうとしたが、(や)板が1本破損してしまっていた。 ビンディングが固定していた3本のねじが駄目になり、ビンディングがとれてしまった。板を交換し、高天原のコルまで担いで登る。ここからのすべりも楽しみにしていたが、泣く泣く1本足テレで下る。片足テレは難しい。ずーっとトラバースして大黒岳と富士見岳のコルに突き上げて終了。
 登り720m下り720m
B5/5(日)大黒岳BCから乗鞍温泉源泉へ
 北面の岐阜側の道路を歩き、十石山に続く尾根を目指す。スキーが出来なくなった為ふらふら散策をする(や)と別れ、(直)は源泉を探る。c2515ピークを巻き、池の沢上部のカールへ滑り込む。しばらく行くと左岸側に滝がでてたので、巻いて下るとc2000あたりで温泉発見!硫黄の湯の花がいっぱい。うーんすばらしい。 ちょっと浅いのでスコップで掘り返す。(子供用プールが欲しい)温度はぬくくて長湯向き。BCにしたい。帰りたくない、ましてや登りたくない。でもc700登り返す。白骨温泉に続く林道が下に見えるので、ヤブでもそのまま下りたいと思った。昼にBCで合流、位ヶ原山荘へ(や)はスキーで(直)は壊れた板をしょって歩く。3時ごろバスにて下山。
 登り770m下り1190m 標高差合計 登り2530m 下り2530m 
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48.針ノ木雪渓 蓮華大沢右俣  *師橋、室岡
針ノ木雪渓に大沢小屋前で右岸に合流する大沢右俣に行ってきました。
*2003年5月11日(日)日帰り
*師橋、室岡
*8:30扇沢バスターミナル〜10:00大沢出合〜11:30右俣下部〜13:00バスターミナル
 朝、出遅れ、扇沢バスターミナルから田宮パーティを追う。大沢に入ってからも姿が見えず、右俣下部で雨が降り始め折り返す。結局、会えずに下山。バスターミナルに着くと田宮パーティの車が出るところでようやく会える。聞けば、針の木雪渓を登った由、これでは会えるわけがない。大町温泉、ぶんりん、『松本ラーメン(*)』経由帰京。
(*)松本ラーメンというのは、以前松本の駅前通りにあってよく通った『フォルクスラーメン・大日本邪道そば』がぶんりんの並びに移転していたのをぶんりんさんに聞き食べに行ったものです。ちょっと変り種のラーメンです。ご試食あれ。
さて長谷部君の「山菜&温泉』ですが、来週か再来週で山菜&蓮華温泉または、小日向(山菜)&鑓温泉はどうでしょうか・・・?(来週は鑓温泉混みます。)
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49.針ノ木雪渓・針の木沢  *田宮、粕谷 2003年5月11日(日)
田宮です。事後報告になりすいません。日曜日、針の木雪渓で3組ニアミスでした。
朝、師橋、由美さん組みが遅れる旨、電話連絡を受けた。後で会うだろうと思い6:40扇沢を出発、10:30に針の木峠着。雨との時間勝負だったので、それなりのペースで登った。山頂で休憩していると、雪がちらつき沢がガスで隠れた。しょうがなく、休憩もそこそこに滑り始めた。雪は気温が低いため抜群に良い、下部まで大きなデブリもなく楽しく下った。今日の昼間、天満君から来週のお誘い電話があった、こちらこそ行き たいと二つ返事でOK。またこの時、昨日、田宮さん僕らの前を歩いてたでしょうと言われた!気が付いてるなら声掛けてくればいいのに!(追いつかなかったとの事、そんなに早く歩いてたかな?)。
で判った事は、
粕谷、田宮     6:40出発 針の木峠(正面)
天満君グループ   7:00?発 マヤクボ沢(右に折れる)
師橋さん・由美さん 8:00?発 蓮華大沢(左に折れる)
でした。
針の木は、金沢の医師、早川さんの報告にもあったが、赤沢で大規模な雪崩が発生、何年か前の中山沢とまでもいかないですが、凄まじい傷跡が残っています。またおかげで?山菜どころか扇沢の駐車場脇まで滑れます。
スキーの後、ブンリンでシールも見てもらった。また文林さんの好意で無償で修理してもらえた(修理作業は金蔵さん担当)。トラブルの原因は明確になりました、アセンションの品質管理に起因します。皆さんのシールも見てみると、トラブルが起きないかどうか判ります。
*アセンションシール張流しの留め金崩壊についてまとめておきます。昨日、文林さんと話をして得た情報も加味してあります。
今年は、天気に恵まれ、頑張りすぎ。人間が壊れる前に道具がだめになってきている。カメラも使えないわけではないが、シーズ終了後ドック入りさせないとならない状況です。留め金は、一本の金属棒を口状に加工しあり、長辺の中央部に接合部がある。接合部は溶接してあるが、強度はない。接合部がスキーの上面に出ていている場合、シール歩行時にスキートップ付近が潅木なり岩にあたると、接合部が外れる。さらに強い力が掛かると留め金が折り曲げ部で折れる。
今年購入した物ははメーカが出荷時に留め部分を組んであるが、製造作業時、口状金属接合部の上下管理は徹底されていない。僕の購入したものは、壊れる可能性があるよう組まれていた。 旧商品はユーザーが留め金を組むが、この時に接合部の位置までは気にしてない。僕が持っている細板用は、間違った?組み方をしてました。皆さんも旧商品を使っているならトラブル回避は可能です、自分のシールをチェックしてみては?
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50.蓮華大沢、針の木(マヤクボ沢)  師橋、長谷部、*田宮、RSSA牧野さん、縣直・や
2003年5月17日(土)
天気 晴れのち一部ガス
場所 蓮華大沢と針の木
参加者 蓮華大沢右俣: 師橋、長谷部、田宮、RSSA牧野さん
    針の木(マヤクボ沢):縣×2
 前夜の電話で急遽、RSSAの牧野さんが同行する事になる。なんでも、牧野さんは針の木も蓮華も滑っていないとの事。昨年の中央アルプス(3月)、白馬槍(5月)で牧野さんのスローペースは知っているで、今回は我々のペースでと、思うが、相手は天下の牧野さん。終始牧野さんペースでの行動となりました。
8:00、牧野さんのみ2泊分の重荷を背負って扇沢を出発。牧野さんは大沢小屋前に必要な荷物をデポ。ここで針の木(マヤクボ沢)を目指す縣×2と分かれて蓮華大沢右俣を進む。蓮華岳に続く沢としては左俣もあるが、今年は左俣は雪が繋がっていなかった。牧野さんも今年からはペツルのクトーを装着、2450m付近までシール歩行、ここでアイゼン歩行に切り替え山頂を目指す。
14:30山頂着。立山から水晶に続く稜線の素晴らしい眺めを楽しむ。登る時には最高の雪質だったが、滑る頃には少し緩みすぎだった。大沢小屋付近、針の木雪渓は雪上訓練者、山スキーヤーで賑っているのに、蓮華大沢では二人組のスキーヤーが滑り下りてくるのに会っただけだった。ほどほどに疲れて16:00?大沢小屋に戻る。牧野さんと別れて扇沢に戻ったら17:00。縣×2を一時間も待たせてしまった。
蓮華大沢は、ほどほどの急斜度が大沢小屋から山頂まで続く、粗目の時期には快適な斜面だった。牧野氏はどうしたかな?針の木の山頂でもねらったのかな?
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51.富士山  師橋(単独)
2003年5月24日(土)
天気  晴れのちガス
コース  表富士5合目〜9合5勺
参加者  師橋(単独)
明け方5合目着、7時まで仮眠、8時半発、ゆっくり登るが、3000mを超えた途端に頭痛、吐き気、バテと3拍子そろってさらにペースは落ちる。13時ごろ9合5勺着、雪渓は薄く新湿雪がかぶり石が隠れてしまっている。少しパックしていたがまあまあ。しつこく雪渓を3つ滑り15時帰着。雪は例年並。
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52.白馬鑓(鑓温泉)  粕谷、縣直、*田宮
田宮です。野湯マニア縣君+2名温泉まったりツアーの報告です。
2003年5月24、25日
天気 24日:晴れ、25日:曇り
活動場所 24日:猿倉〜小日向のコル〜鑓温泉〜ベース接地後2600m付近往復
     25日:鑓温泉〜夏道(稜線)〜白馬鑓山頂〜鑓温泉〜小日向のコル〜猿倉
参加者 粕谷、縣直、田宮
天気が心配だったが、日曜も崩れず楽しめた。僕は図鑑を持参し、山菜取りを兼ねる。温泉泊では混雑が心配だったが、泊まったのは10人程度の山岳会一組、そろテレマーカーと、我々だけだった。多くのスキーヤーは強行日帰りで、温泉に立ち寄っていた(これじゃ、もったいないよ!!)。
粕谷は水着持参、縣君は大の温泉大好き。結局3回、総計2時間も温泉に入ってしまった。とはいえ、その合間にきちんと山頂に立ち、山頂からの大滑降を楽しんでます。
25日の朝は隣の山岳会テントの会話で目覚め、テントから朝日を拝んだ。6:30温泉発、稜線経由で9:30に山頂着。山頂ではしばし剣・立山、毛勝、後立山の絶景にうっとり。滑降は、山頂直下のみクラスト気味だったが、基本は快適粗目。2600m台地からは温泉の裏側に繋がる沢を選び、温泉際まで滑った。温泉には10:30着。
BC撤収後は双子尾根2250mに登り返し、長走沢を滑るつもりだったが、今年の長走沢上部は土砂で埋まって絶望的な状態だったのでやめた。雪質が良かっただけに残念。
僕の目的の山菜は、残雪が多すぎてウドは取れずだったが、林道でコゴミ、鑓沢の下部でカタクリを適量取り、朝晩に一品加えた。山菜はこの程度がいいね!
おまけ(下山後)
グリンデル: 堀*勝又お勧めの店に行きました、ベーコンステーキ美味しかった。
みみずくの湯: 温泉前に豆腐屋がOPEN。入浴後、豆乳アイスを購入、おいしかった。土産に寄豆腐を買った(これまた美味)。
ししウド: 図鑑で勉強して?新たな山菜、ししウドにトライ。摘んできて今晩食べた。いためれば食べれます。ししウドは、いくらでもある植物です。
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53.新穂高・山菜採り +フナ釣り
土曜日は新穂高へ山菜採りに。日曜日は日野へフナ釣りに行ってきました。どちらも大収穫でした。
●新穂高・山菜採り
 新穂高の林道を往復約6時間。大収穫に勝又妹(ちーちゃん)も林道側壁によじ登って夢中でウドを採っていました。すっかりとウド目になったようですが、翌日はかなりの筋肉痛の様子でした。
・日程 : 5月24日(土)
・場所 : 新穂高・蒲田右俣林道
・参加者 : 堀、勝又姉妹
・収穫
 ウド
  ちょうどよい伸び具合のウドが大量にあり。太いものを厳選して採ってもかなりの量になった。採るか採らないかの選別は精神的によくない(もっと採りたい)。佃煮、天ぷら、味噌炒め
 コシアブラ
  新芽をたくさん付けた大きな木が根元から倒れていた。この木1本でかなりの収穫になった。コシアブラご飯、お浸し
 葉ワサビ+花ワサビ
  一昨年に知った畑は今年もよかった。お浸し、三杯酢浸け
 フキノトウ+フキ
  トウの立ったフキノトウを試しに採ってみた。フキ味噌、美味!軸の柔らかいフキいくらでも採れる。佃煮は定番。
 ミズ
  太くて美味しいミズが採れた。昨年は食べられなかった塩昆布和え。
 以上、五種 
※おすすめ(絶品)
 コシアブラご飯
  刻んだコシアブラを佃煮状にして、炊き立てのご飯に混ぜる。絶品! お弁当に最高。
 葉ワサビ・花ワサビのお浸し
  茹ですぎ注意。心地よい歯ごたえ、さわやかな味と鼻に抜ける香りが絶品。
●多摩川・フナ釣り
 前日に採った山菜のお弁当をもってフナ釣りへ。前半は全く釣れず、今回も駄目かと諦めモードになっていたところ、地元釣り師から有力情報を得る。最後に行った場所で念願のマブちゃんに出会うことができた。また、色々歩き回ったおかげで今回は他にも幾つかの収穫があった。多摩地区も自分の足で歩いてみると意外と面白い。
・日程 : 5月25日(日)
・場所 : 多摩川・谷地川合流点付近(日野市)
・参加者 : 堀、勝又姉妹
・釣果
 マブナ:3人で10匹くらい
 ヘラブナ:堀が3枚
 アブラハヤ、オイカワ:勝又姉
 ザリガニ:堀
 以上、五目
・その他の収穫
 桑の実   河川敷に桑の木多数。たくさんの実を付けており、あと1〜2週で熟れそう。一部が熟した実を食べながら子供の時の道草を思い出した。かなりの収穫になりそうなので、採りに行ってジャムを作る予定。
 シイタケ  同じく河川敷で大きなシイタケの老菌を多数発見。もう少し早ければ収穫できたのに。惜しい!
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54.富士山  長谷部、粕谷、*田宮 
2003年6月8日(日)
天気 晴れ時々曇り
場所 富士山、富士宮口(山頂往復)
参加者 長谷部、粕谷、田宮 (アルペン3兄弟)
 02−03シーズンのラストスキーを富士山で楽しみました。計画書なしで出かけました。すいません。
6:00駐車場発、山頂10:30着。空身で富士山測候所往復。日本最高地点の記念碑前で、おばか写真を撮影した後、下る。滑りは雪渓を3つ繋ぎ新7合目(2700m)まで。標高差1000mでした。曇りがちの天気が幸いして雪質は極上。僕は久々のアルペンで、ショートターンにこだわり過ぎて疲れてしまった。
登りでは面白い事に気がついた。高度の影響が体の大きさに比例した。長谷部:頭痛で大幅ペースダウン、田宮:頭が重い程度、粕谷:問題なし。
おまけ
1 前夜1:00駐車場着、満天の星にあっとうされた。
2 障害者の息子さんを連れて毅然と登るおばさんに会う。二人は登頂成功。剣が峰手前ですれ違う時、エールを送って応援させてもらう(このような登山もあるのだと、目からうろこが落ちた思い、強いおばさんに脱帽)
3 関西学院大学ワンゲル11名+@と会う。+@はOBの上野君。僕と同郷の若いあんちゃん。大阪で山スキーと沢を楽しんでいるが、フィールド不足、仲間不足?で不満有り(この気持ちよく分かる)。情報交換希望との事なので、連絡先を知らせる。
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