ML-POWDER 2004年 沢&岩登り活動記録
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1. 北ア某所 [田宮 公成]
田宮です。04年スキーシーズン完全完了ですね。
皆さんごくろうさまでした。また、いろいろありがとうござした。シーズン完となると、恒例の報告会をとりあえず決めておきたい。皆さんの予定、 と希望を教えて下さい。
1 日時
  6月26−27日もしくは、7月5−6日   毎年のように土曜の晩にばらばらと集合
2 場所
  未定、候補は、、、   師橋さん八ヶ岳宅、戸隠富丘、乗鞍銀山荘(→冬の間お世話になる恩返し)
3 企画
  溜まった写真の受け渡し(これはやりましょう、皆さんよろしく)   RSSA牧野さんゲスト参加(本人の希望)   写真コンテスト(縣直のアイデア)
今日、十石小屋の藤田さんが下ろしてくれた無線機を文林へ取りに行ってきた。これだけで松本に行くのもなんなので、堀*勝報告に 触発されて新穂高での山菜取りと組み合わせ。幸いな事に昼まで天気がもち、新緑の中を歩く。途中、林道で大の字になって昼ね。 ものすごく心地良かった。先週までスキーしていたのがうそみたい。

(新穂高での山菜取り)
ウド、ワサビ、クレソン(だと思う)、ナラタケを大量に、この機会に勉強だと思い、図鑑を片手にヨブスマソウ、コウモリソウ、 ミヤマイラクサをちょっぴり、取る。
ウドは調子に乗ってとり過ぎたので帰りがてら、師橋、忠、縣におすそ分けした。
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2.守門大岳・母川 [堀 晴彦]
この暑さにじっとしていられず、ネマガリ他の山菜採りを兼ねて 沢の足慣らしに行くことにした。
日程:6月13日・日帰り
山域:守門大岳
沢名:刈谷田川源流・母川
ルート:保久礼小屋〜母川〜守門大岳〜登山道〜保久礼小屋
メンバー:堀、田宮、勝又
中津又沢に1泊で行く予定だったが、堀が痛恨の忘れ物(渓流靴)をしたため、長岡まで靴を買いに行くなどで、母沢日帰りに切り替えた。
母沢は情報なしでの遡行だったが、行ってみるとボサ沢で山菜がなければ遡行価値はなし。タイミングが悪かったのか、ネマガリはほとんど採れず。
救いはウドとウルイがよかったことだった。しかし!ウドの多くと僅かに生えていたネマガリは熊さん?が食い散らかしたあとのようだった。
土曜日、日曜日ともに今ひとつ天気が悪く、ほんの足慣らし程度の沢歩きで終了した。 今回初挑戦だったウルイ(自宅でおひたし)、それと、栃尾名物・油揚げがうまかった。
以上
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3.奥多摩カロー川 [t-morohashi]
今晩は、師橋です。
足慣らしに奥多摩へ行ってきました。
日程 : 7月3日〈土〉日帰り
メンバー : 師橋、永田(都立大OB)
ルート : 日原〜カロー川〜ハンギョウ尾根下降
カロー川出合9:00〜県界尾根14:00〜出合16:00
空梅雨で水量がやけに少ない。そのためか虫が多くうっとうしい。 沢はどうということもなく時に滝を直登し、時に巻く。仕事道が 沢沿いにつけられ、途中杉の伐採跡もあり何となく里山・・・。 大滝は一見の価値あるが、登れない。 かつて日原の山の詰めは笹の藪コギが強烈だったのに、全く無し。 笹はまばらに残っているだけ。鹿の糞がやたらに多く、 鹿害がひどい。(当日の読売新聞の夕刊に、奥多摩の鹿害の 記事が偶然出ていた。)
下山は、ハンギョウ尾根の仕事道を利用。ぴったり出合に降り立つ。 来週は天気がよければ報告会がらみで奥多摩の沢で遊びたい。
7/17〜19の三連休は、妙高近くの鍋倉沢あたり。 その後、裏金山沢〜金山沢も今年は行きたい。 今日田宮君が、新潟の二王子の沢が良いと言っていた。
このあたりは夏冬2本立てで行きたいな。 師橋でした。
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4.POWDER 2004 報告会(追記 縣)
日時:2004/7/10-11
場所:奥多摩 鳩の巣バンガロー 15畳12人用(トイレ、冷蔵庫つき)
参加者:最初から集合 師橋、堀、縣(直)、長谷部、勝又、田宮、田島
 パソコン&プロジェクターでスライド上映
堀 GWスキー(会津駒ヶ岳・袖沢源流)
縣 雪倉、猫又、五地蔵など
田宮 ソフト不具合で写真で発表。
長谷部 知床など写真発表 こちらは腹の不具合で元気なし。
渡し損ねてた写真の交換して、 第二回パウダーML写真展開催!、写真入り報告書作成!、と盛り上がる。
最終の電車でやよい登場。 大量の鍋&めざし&ビールでいつものように就寝。
2004/7/11 奥多摩 水根沢沢登り
翌日 佐藤裕之、IBM秋元が集合して、 いやいや堀、勝又、田宮、田島、縣X2で水根沢に行くが、真っ暗で不気味。 生暖かい風が吹き、雨がふり、雷が鳴る。
段々雨が強くなり始め、増水が怖くなり入渓地点からすぐだが下山決定。 川はすぐ増水、茶色くなる。道路も沢に。そのうち雹ヒョウが降ってきて体にあたり、痛い。
みな車へ走り逃げ込む。洪水のなかしばらく車内で待機し、帰る。  

2004/07/13 : [powder:02717] Re: 引き伸ばし写真の交換 [堀 晴彦]
堀です。
> 企画倒れにおわった写真コンテストは、まあ、よしとしよう。
> それにしても凄い量の写真でした。カメラマンとスキヤーの
> 見事な合作の数々。写真展PartII、写真入り報告書作成
> の希望が見えた!こう感じているのは僕だけ?
ML-powderスライド上映会というのも良いかも?
上映会をするとなると、記録の選定が必要になってくるので、 これが写真入り報告書の下地になる?
> ちなみに、各人が一枚程度は撮ってもらった写真を引き伸ばし
> たいんではないかな?
> 長<>堀、長<>縣、長<>田、堀<>縣、堀<>田、縣<>田
これ、いいですね。まずは各自選定してキャビネで試し焼きしましょう。 その中から個人の希望により、さらに引き伸ばすというのは?
長谷部>堀
上州武尊のパウダー滑降(左側の雪煙が切れないように)
田宮>堀
五地蔵山、山頂から滑降(1枚目のショット)
縣>堀
火打山、妙高山に向かって滑降(角度調整のため、トリミングが必要) または五地蔵山、ダケカンバの樹氷下を登っている写真(手前の雪面もきれい)
堀>縣(推薦)
火打山、妙高山に向かって滑降(右側にシュプールが入ってしまっているのが難) または未丈ヶ岳、赤柴沢源頭の滑り出し(天気が悪いのが難)
または未丈ヶ岳、クレバス横に縣君が立っている写真
堀>田宮(推薦)
五地蔵沢、飯綱・戸隠牧場に向かって滑降(右下に田宮さんが写っている写真) または未丈ヶ岳、赤柴沢源頭のテレマークターン(天気が悪いのが難)
堀>長谷部(推薦)
長谷部にはあんなにいい写真を撮ってもらっているのに、、、すまん! 良い滑降ショットが見当たらない。 滑降ではないが、上州武尊・家の串尾根登高時の後姿がいいかな?
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5.頚城、鍋倉谷、五地蔵沢 [t-morohashi]
今晩は、師橋です。
小屋ベースで日帰り2本の予定でしたが、初日の鍋倉谷は少々なめてかかったら、水 量が多く出合すぐの滝が登れず、側壁の恐ろしい高巻で時間を食い、雨も激しくなり
敗退。二日目の五地蔵沢は予想と違いただの藪沢でつまらないので途中から引き返 す。結局ろくに登らず水遊びで終わった。ロック&ブッシュの記事の大洞沢右股は、
やっぱり上部がスラブに消えるあの斜面のようです。今年もう一度行こうと思います。
メンバー :師橋、永田(都立大OB、詳細下記)
日程 :7月17日〈土〉 (曇り〜雨) 杉野沢橋〜鍋倉谷(敗退)
18日〈日〉 (曇り) 牧場〜五地蔵沢(途中で引き 返す)
下山連絡を忠君にしてついでに計画を立てた。7/31〜8/1と8/7〜8は彼が休みなので どちらかで大倉沢に行こうと言う事になった。皆さん行きませんか?クライマー勝又
さん如何? 師橋でした。
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6.塗川西俣沢カラ沢 [田宮 公成]
田宮です。
粕谷さんへ、がみちゃん(坂上さん)へメイルを転送して下さい。
【報告】塗川西俣沢カラ沢
日時 2004年7月18〜19日
場所 上州武尊、塗川西俣沢カラ沢
参加者 佐藤、縣、粕谷、田宮、 ゲスト 秋元、坂上
片品川北岐沢の遡行は、雨と増水で諦め、だめもとで武尊牧場へ移動。 大雨になったら諦め下るつもりで泊り装備を持ち、逢瀬橋脇の林道か ら入渓する。9:00。僕にとってはパウダー滑りで相性のいい、 西俣沢。沢遡行はどうなのだろう? 初日はスキーで尾根に登り返す地点辺りまで登り、狭い台地を整理し て泊る。17:00。縣先生によるロープ登り講習、釜へのダイビング、 釣り(魚影は濃かった)と充実した一日だった。焚き火もでき岩魚+ ミズ+ウドのチャンポン汁を頂く。また勝又からおそわったミズの昆布
和えを披露(大好評)した。
翌日は8:30出発。秋元さんが遅れ気味。一方の坂上+粕谷リューマ チコンビが元気なので、ロープを出す場面では二手にわけ、登った後に 坂上+粕谷に先に進んでもらい、残るメンバーで追い掛けた。標高 1600m付近に4mCS+8mCSの二段の滝があり、ここがこの沢で唯一難し い。スキーシーズンにここが完全に埋まっているのが信じられない (今年のスキーで天満君が足を攣った所?)。ここは右岸の悪い泥壁を 登り大高巻きして、懸垂で沢に戻る。この先で、秋元さんが軽く捻挫。 リューマチコンビがテーピングの技を披露。プロらしき?手つきに一同 感動。さらにペースが落ちるも秋元さんの荷を分け持ち、遡行を続ける。 源流部手前の7mの滝を楽しんだ後は、藪こぎ。一時間がんばって中の岳 の少し手前の登山道に16:00にでた。僕は最後尾で秋元さんの穴を 押してフォローしつつ、背後に見えるスキーで滑った斜面を感動して眺 めさせてもらった。下山では、佐藤+粕谷に先行してもらい、残るメン バーはゆっくり歩く。ひやひやものだったが、なんとか日暮れ前にスキ ー場上部に戻れ、20:30に橋に戻り、21:00に車の回収も終えた。 皆、終始明るく前向きで、やばかったけど、なんとか乗り切れたのが沢 遡行以上に感動的な一日だった。みなさんご苦労様でした。
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7.入川・大荒川谷 [堀 晴彦]
日本海側の天候が安定していなかったため、 思い切って山域を秩父に移すことにした。 秩父のどこに行くか? 滝川流域は雁坂トンネルの影響で 遡行価値を失ってしまった。それなら、入川はどうだろう? 大荒川谷は9年前、まだ沢をやり始めて数年の堀、忠で行った 思い出の沢。しかし、このころはまだ遡行に余裕がなく、 断片的な記憶と6枚の写真しか残っていなあい。 入川にいくとしたら、この大荒川谷が最も魅力が高いので、 もう一度、行ってみることにした。
日程 : 2004年7月17日(土)〜19日(月) 2泊3日
山域・水系 : 秩父・荒川水系
沢名 : 入川本流〜大荒川谷〜木賊沢(下降)
メンバー : 堀、長谷部、勝又
ルート
 1日目 : 入川車止め〜赤沢谷出合〜入川本流〜金山沢出合(泊)
 2日目 : 金山沢〜大荒川谷〜小荒川谷出合上(泊)
 3日目 : 〜西破風山〜木賊沢(下降)〜真ノ沢林道〜入川車止め
概要
 1日目
  登山道を利用しても金山沢出合に入ることも可能だが、 2泊3日という余裕のある日程なので、赤沢谷から入川本流を遡行。
透き通った秩父らしい水。豊かな水量で磨かれた岩が美しい。 途中、ウスヒラタケの群生を発見。金山沢出合いに良いテン場があったので幕とする。本流、金山沢と別れて出漁し、各1匹の岩魚を 捕って、ウスヒラタケと岩魚、ミズ、盛大な焚き火の豪華な夜となった。
 2日目
金山沢から大荒川谷へとゆっくり楽しみながら遡行。 いくつかある大きな滝は登れない?があまり踏み跡を頼りにせず、 高巻きルートを探るのが楽しい。
そうこうしていると、この日に入山してきた沢屋2組に追いつかれ、 残念ながら、岩魚が釣れず。唯一、堀が小荒川出合で岩魚を掛けるが、 痛恨のバラし。かなり大きかった(尺以上)。 良いテン場が見つからぬまま、小滝を超えながら進み、 9年前、忠さんときた時と同じ、右岸から入る枝沢に幕。 この日はきのこも岩魚もなく、さびしい夕食。
だが、米さえあれば。空腹と焚き火が最大のご馳走だ。
 3日目
 2日目までゆっくりと歩きすぎたため、3日目の行程が長くなってしまった。 早起きして出発。大荒川谷はこの辺りも素晴らしい。
秩父というと暗いイメージ、人くさいイメージが先行しがちだが、 ここは全く別世界。ナメ滝は明るく、光の当たった苔がみずみずしい。
人気の沢らしいが、釣り師が少ないためか、人くささも気にならない。 やがて岩が花崗岩に変わり、フリクションの効く岩床を気持ちよく 踏みながら、本流筋を進むと、苔のジュウタンを張り詰めた針葉樹林に 吸い込まれる。あまりの苔の美しさに、勝又が風の谷のナウシカごっこ。 しかし、堀・長谷部にナウシカではなく「ナウジカ(鹿)」だなと、馬鹿にされ る。 こんなアホ会話をしている場合ではない。タイムリミット前に稜線に出て、 木賊沢を下降。ここではまると、暗い登山道を歩く羽目になる。 その不安は幸い的中せず。木賊沢をすんなり下降し、千丈の滝から 真の沢林道に入る。ここからが長い。3人ともまともな山は久しぶりなので、 柳小屋からの「山腹を巻道」のアップダウンにはへこたれた。  少し欲張りすぎの長い行程だったが、秩父とは思えない明るく静かな沢遡行。 堀の個人的には9年ぶりの大荒川谷を沢下降を交えてできたことと、 肉体的には辛かったが、精神的には余裕を持って遡行できたこと、 それと、なんと言っても、秩父北面にもこんなに良い沢があったのだという 再?発見をできたことが良かった。
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8.西俣沢カラ沢 [堀 晴彦]
【報告】西俣沢カラ沢
今年のスキー滑降から興味を持った西俣沢。 きのこの時期に行こうと思っていたが、先週の疲れと 天候の状態から、きのこの下見を兼ねて行ってみることにした。
期待が大きすぎたのか、終始ボサ沢である点と詰めの猛烈な 藪漕ぎが印象に残る遡行となった。
日程 : 7月24日(土)〜25日(日) 1泊2日
メンバー : 堀、勝又
山域 : 上州武尊 
沢名 : 片品川水系・塗川西俣沢カラ沢
ルート 1日目 : 逢瀬橋〜林道〜西俣沢(泊)  2日目 : 〜カラ沢〜中ノ岳〜登山道〜武尊牧場〜逢瀬橋
概要  1日目
帰りのことを考え、スキー場の対岸の林道に駐車し、林道終点から 遡行開始。途中、おじさん1名の釣り師を追い越す。 おじさんを追い越す際、申し訳なさに会話を始めたが、沢情報や 山菜のおいしい食べ方などで長話になってしまう。 主目的が異なるにせよ、沢をのんびり歩くもの同士、会話が弾み、快く我々を先行させてくれた。 おじさんとの約束の場所を過ぎ、釣りを始めてみるが、覆いかぶさる木の枝が邪魔でテンカラはおろか、えさ釣りのうまくいかない。 こうなったら最後の手段。石の下に逃げ込んだ岩魚を手掴み戦法で 捕りに掛かる。釣り敗退で沈滞ムードだった2人、「あっちに逃げた、 こっちに逃げた」と散々、岩魚を追い回した挙句、なんと尺と9寸を各1匹ゲット!沈滞ムードが吹き飛び、活気が戻る。 そうこうしているうちにゴルジュ手前まで来たので、高台の平地を 見つけ、幕とする。途中でとった極上赤ミズの根元のたたき、 テン場に生えていたフキの煮付けなど、かなりの時間を掛けて 夕食を仕立てあげる。ある意味、この時間はかなり贅沢なものだ。 しかし、食べればあっという間、満腹と焚き火のぬくもりにそのまま横になって寝てしまう。焚き火が消えた23時ころ寒くて目が覚め、タープ下のシュラフに潜り込む。夕方から遠くで雷の音がしていた。 
 2日目
  午後は大気が不安定になることを忘れ、朝寝坊。10時になって、やっとテン場を出発する。すぐに左岸の支沢を分け、ゴルジュに入る。
1つ目の滝はどうにか右を登れそうだったが、ロープを出すのが 面倒なので、得意の?高巻きに入る。約30分で1つ上のCS滝も まとめて巻き、獣道を利用して沢に戻る。  ゴルジュ前後は岩盤が発達しており、すっきりとした遡行ができたが、 その後、沢が荒れ始め、倒木、崖崩れとハイライトがないまま 詰めを迎える。雷がなり始めていたので、最後の二股で 左の支沢のエスケープしようと思ったが、ここまできてスキー滑降した 斜面を登らず、というのはなんとも味気ないので、本流を忠実に進む。
最後は下から見て、スキー滑降した右の猛藪を約1時間漕いで 登山道に出る。ここはこれまでの経験でトップクラスの密度の笹薮だった。 雷の音を聞きながら登山道を非難小屋あたりまでくると、とうとう雨が 降ってきた。雷も近くなっていたので、小屋で約1時間、昼寝をして 雷のピークをやり過ごしてから、下山に入った。 スキー場までの登山道は途中でぶな林となり、雨に濡れた緑が映え、心が和んだ。牧場の車道に入ると、スキー場の車が汚い我々を下部の駐車場まで乗せてくれた。雨も小康状態になっていて、予定通り、沢を横断し、林道に停めておいた車にドンピシャで戻る。 西俣沢は若い上州武尊山に一筋の溝が刻まれているに過ぎず、まだまだ未熟な沢をいう印象。両岸の段丘がまだ低く、そこに生えた木が沢に覆いかぶさっている。流域面積はそこそこ広く、降雨、降雪も結構多い当面の沢なので、あと100年経てば良い沢になっているかも知れない。きのこは、、、川場谷同様、下流部は広葉樹の倒木が見られたため、ナラタケが採れそうだが、それよりも、スキー場上のブナ林には良いテン場があったので、そこをベースに東俣沢方面にきのこ求めたほうが楽しめそうだ。
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9.大雲取谷 [田宮 公成]
【報告】大雲取谷
日時 2004年7月25日
場所 奥多摩・日原川・大雲取谷
参加者 縣、長谷部、粕谷、坂上、田宮
相変わらず日本海側は天気が不安定なんで、奥多摩で遊ぶ。長谷部君を除き、この日は新素材ウェアのチェックも兼ねて積極的に水線沿いを 進む事にする。長沢谷の最初の滝は登れないので、ルンゼを登り、懸垂 で下る。大雲取谷に入ってからは連続する小滝を楽しめばよし。 縣君と僕が通販で購入した神戸FINETRACK社のウェアは色が奇抜。ぴち ぴちスクール・ジャージ上下姿の縣君には笑えた。が、このウェアの撥 水性はおどろきのレベル。もう下半身はCWXには戻れない? 昼になりそうめんの昼食を楽しんでいると、急激に雲行きが怪しくなり 大粒の雨が降ってくる。水根沢の雹の再来かと、心配しここで遡行を やめる。巻き道をつかいオオダワ林道に上がり、あとは登山道を戻る。 下山後は新たな温泉を探してみた。長谷部が吉野街道沿いに温泉の看板 を見つける。高級な梅料理を出す店に併設された温泉、入浴料¥500だ。
梅&朝鮮人参エキスの入った不思議な湯が楽しめた。 この後、久しぶりに武蔵野に行く。長谷部、粕谷、坂上はキノコうどん 初体験。おばさんの好意で、長谷部と僕は土産に冷凍保存したマツタケ ご飯をもらう。翌日アパートでこれを食べたが、あまりもの上手さに驚 きだった。キノコの女王様?マツタケもいつしか自分でとってみたくな った。なんでも赤松林だけでなく、コメツガ林でとれるそうな。コメツ ガなら八ヶ岳、南アルプスなんかで探せるのかもしれない。
以下、粕谷、坂上の感想添付:
坂上です。
先週・今週と、密度の濃い週末をありがとうございました。全く違う世界 で驚きましたが、自然と肌で触れ合えてうれしかったです。なかなかでき ない体験をありがとうございます。足ひっぱってしまい、すみませんでした。 沢はホント気持ち良かったです。また機会があればよろしくお願いします
粕谷です。
昨日はまた楽しかったです。有難うございました。今回はボディスーツも ゲットし、お陰さまでよりアクティブ度の高いパフォーマンスを展開する ことができました!今後もまだまだ魅せます!念願の?ダイブまでもう一息。 がみちゃんにかっしーのほうが体力あると言われましたが、体力があるので はなく、ただ馬鹿なだけと思ってます。ではまたよろしくお願いします。
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10.只見中ノ岐川池ノ沢 [t-morohashi]
【報告】只見中ノ岐川池ノ沢
忠君再起の沢として、湯檜曽川の大倉沢を予定していたが、 当日、縣君から池ノ沢との提案がありこちらに変更。 出発直前に堀君の参加を得て、「元」最強メンバーが集まった。
日程 : 7月31日(土)〜8月1日(日) 1泊2日
メンバー : 縣(直)、福田(忠)、堀、師橋
山域 : 只見 
沢名 : 中ノ岐川池ノ沢
ルート 1日目 : 雨池橋〜金山沢出合手前(泊)  2日目 : 〜池ノ沢遡行(F6?まで)〜登山道〜中ノ岐林道〜雨池橋
概要
 1日目
長い林道を覚悟を決めて歩き出す。 途中の小沢から沢に入り皆竿を出す。 (ただ出しただけの人もいたが・・・) 金山沢出合近くに「泊ってくれ」と言わん ばかりのビバークサイトがあり早々と荷を解く。 各自上流や枝沢に入るが釣果無し。 堀君が苦労して探したミズがおかずとなる。
2日目
6時半発。易しい沢とのふれこみに少し油断 があったのか池の沢に入るとやけに難しい。 結構苦労をしてきわどく遡行するも、途中 F6(と思われる)滝が登れず、左岸を大高巻 になってしまう。 結局尾根に上がってしまい、 モチベーションも時間もなくなってしまい、 そのまま藪尾根をつめ登山道に出て下る。 長い林道をアブに刺されながらとぼとぼ下山。 只見の沢は甘くない! 尚、この山行は無届でした。
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11.破間川 [勝又]
勝又です。 堀さんの長〜い夏休み(うらやましい!!)の前半を利用して 破間川に行きました。 7月の新潟大洪水で三条の得意先が大被害を被ったので、 ちょうど山の真反対にある沢に遊びに行くのはちょっと気が引ける 思いでしたが、近場で、先シーズンスキーで滑り、さらには岩魚が 釣れそう!、という魅力には勝てず・・・。
日程 : 8月1日(日)〜8月2日(月) 1泊2日
メンバー : 堀、勝又
山域 : 守門岳
沢名 : 魚野川水系・破間川本流
ルート   1日目 : 五味沢〜林道〜破間川(泊)  2日目 : 〜〜田代平〜八十里越え〜林道
8月1日(日)
昨日から山に入り2泊のつもりだったが、仕事で遅くなり土曜日の天気も いまいちだったため、一泊の焚き火・岩魚ツアーとした。 五味沢から林道を歩き堰堤の手前から破間川に降りる。 堰堤を三つ超えてにっくきアブと戦いながら早々と竿を出す。 もう川虫がいないため勝又はトンボを捕まえることにした。 これが面白い!! 岩魚がトンボ目がけて水面から飛び出してきて、スリル満点。 (堀さんいわく一番様になってるとのこと) 勝又は会心の釣りで岩魚を何と3匹もゲット。師匠・堀は1匹のみ。 太く柔らかいミズとフキもゲットし、今夜も素敵な焚き火の夜だ。
8月2日(月)
朝方結構な量の雨が降り、起きてからも何だか雲行きが怪しい。 スキーで滑った破間川の源頭を詰め稜線を超えて上黒姫沢を下る予定だったが、 あきらめて上流の偵察にだけ行くことにする。 稜線に上り返した尾根や源頭を見ながら進む。 しばらくすると簡単には超えられないゴルジュの中の3段の滝が出てきて (もちろんスキーでは埋まっていて気がつかなかった)引き返すことにした。 テン場より少し下り、鞍掛峠に向かっている沢を詰めて登山道に出た。 途中田代平に寄ったりしていると、ますます雲行きが怪しくなり、 とうとう雨が降り出した。 しかしこの当たりのブナ林は素晴らしく、のんびり下った。 八十里超えの登山道と別れ左沢に続く登山道で左沢に入ろうとしたが 残念ながらこの道は今は廃道となっており、長い長い林道を にっくきアブと戦いながら戻ることとなった。

沢は総じて平凡な河原。たまにゴルジュあり。 我々は結局、岩魚が釣れて焚き火ができればごきげんなのだ。 しかしこの楽しい夏休みには大きな代償が。 初日にアブにかまれた勝又の右手が、帰りの車の中ではグローブの 様に腫れ上がり、翌日には医者で点滴を打つ羽目となった。
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12.赤湯又沢・虎毛沢 [nao]

いろいろな模様のナメがあり、きれいでした。 また、山の中のいい温泉に入れて楽しい沢でした。 岩魚とは出会えませんでしたが、堀母と会えたのでまあいいか。□直


満天の星空、天の川、 不思議な地熱の快適なテン場、 高く枝を広げるブナ林、 美しく開けた沢!!
わたしは山行数にしては 天候にも恵まれ、 おいしいとこ取り?な気がするのですが、 今回の沢も美しかった。 ただただうっとりです。
様々に変化を見せる沢床の色、模様、感触。 深く深く透きとおる水色の変化。 強い日差しを受けてまぶしく、木々の緑を受けて深く・・・。
光と影の揺れるコントラストが本当にきれい。
赤木沢もかなりうっとりでしたが、 今回の、変化に富んだ表情には魅せられました。 秋も紅葉よさそうですねえ。 やまぶどうがあちこちで大きな実をつけていました。 まだ青くて硬くて残念。 岩魚には会えなかったけれど、 ミズはいいですね。 味噌汁にラーメンに、塩昆布和え、味噌和え(たたいて)
つくってもらいました。 色も鮮やかだし。エライ! 体力的にも結構心配だったのですが、 かなりゆっくりな行程と少ない荷物で組んでくれたので ふらふらと楽しみながら進めました。感謝。 今は虫刺されのかゆみと戦い中(>_<) ツライ!□や

■日程 :2004年8/11水-14土 3泊4日
メンバー : 縣X2
ルート:湯の又温泉〜湯の又沢右又〜赤湯又右沢〜虎毛沢〜虎毛山〜赤倉沢登山道 下山
□8/10木:アプローチ
 8/9水曜夜中に赤羽のパーキングで前泊して出勤後20時に赤羽出発、 翌日1時ごろ現地着。
パーキングは24時間で2千円なので東北方面に行くとき時間短縮に使えま す。(天満君車利用が一番理想ですが) 車回収用に自転車を積んだのにパンクして使えなくなってしまって悲し。邪魔。
□8/11水:湯の又温泉林道から湯の又沢右又〜稜線1135〜赤湯又沢右又下降〜二又下 の温泉(泊)
 林道に車を止めて登山道と分かれたところから沢に入る。 少し荒れてるが、きれいな滑床が続いている。 稜線近くになるとまた荒れ始めて太い笹ヤブ漕ぎに。 右岸には小道が付いているのでこっちの方が早そうだった。  昼ごろ1135北に到着。適当に源頭のヤブを漕いで下ると赤湯又沢右又へ出る。 滝がいくつかあるがロープは要らなかった。 800位の所で左から沢床が赤色の沢が流れている。 触ってみると沢自体が生ぬるい。 赤湯又沢の語源はここかも?上流には源泉がありそうだ。
 二又を過ぎると左岸にもわっと蒸気が上がっている台地があり、 そこがオンドル付きの幕場だった。
□8/12木:BC温泉。
 オンドルの上でごろごろしていると温かくて気持ちよくなってうたた寝してしま う。 幕場下の温泉に入ると熱くなって水浴びしたくなる。
あっというまに一日が終わってしまった。  16時ごろ7人パーティー到着。堀母と出会いました。 「息子はどこに行ってるのでしょうかねー」とのことでしたので、
「たぶん北アルプスでしょうー」と答えときました。 彼らは三滝沢から入山してここに1泊後虎毛山まで行くらしい。 堀母はじめ元気な人たちでした。
□8/13金:BC〜下降、虎毛沢遡行〜二又そばの川原(泊)
 8時ごろ出発、ミズを採る。ウルイとコバイケイソウの違いがわからず、 見送り。  10時虎毛沢出会い。釜、水、滑がきれいで葛根田を思い出す。 でも魚影がない。しかたないのでジャンプしたり水浴びしながら歩く。  二又下の小滝に幕場があるらしいが、見当たらない。 そのまま二又まで歩いてしまったので途中の河原で泊まる。
□8/14土:虎毛沢右又〜虎毛山〜赤倉沢(下山)
 朝雨が降ってきた。急いで仕度して6時半出発。 雨の中、1箇所ロープを使って登る。 倒木が多くて少し荒れ気味のなか、沢を詰める。 踏み跡や雨溝をたどって10時過ぎ稜線へ。  山頂小屋でラーメンを食べ、山頂湿原を見て下山しはじめると晴れてきて暑く なっ た。 2時間ほどで赤倉沢渡渉地点で下山。 あとは暑い中、3時間ほど歩いて車を回収、16時湯ノ又温泉で終了。
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13.北アルプス双六谷報告 [佐藤 裕之]
以下夏合宿報告です。
【日時】   8月11日(水)夜〜8月15日(日) 山中3泊4日
【場所】   北アルプス双六谷
【メンバー】 田宮、堀、師橋、長谷部、佐藤 (計5名)
【内容】
11日 東京発 〜車で移動〜 新穂高温泉村営駐車場集合 師橋Carに乗り換え、途中道の駅にて泊
12日 <快晴>      
  師橋Carにて移動 金木戸林道ゲートにて下車 金木戸林道経由 (約5時間) 打込谷出会い泊 途中林道より金木戸川の純白の巨岩、エメラルドグリーンの川面も
眺めながらはやる気持ちを抑えながらひたすら歩く 打込谷出会いにて幕営、堀/田宮/長谷部が岩魚をGET! 堀シェフの岩魚刺身、岩魚汁に舌鼓を打ち満点の星空のもと就寝。(アクシデント発生! 師橋氏夜中に「蛇」の夢を見て悲鳴をあげる。 大ひんしゅくを買いながら夜は更けていく・・・・)
13日 <快晴>   打込谷出会い 〜 双六谷本流 蓮華谷出会い泊
 待望のエメラルドグリーンの大渓谷を遡行 右岸に左岸に渡渉しながら淵を泳ぎ、雪渓を超え、そうめんをつつきなが ら 幕営地へ到着。途中キンチジミにて岩魚を大量GET(By堀、長谷部、佐藤)  夜は岩魚の塩焼き、岩魚汁に舌鼓。
14日 <曇り時々雨> 蓮華谷出会い 〜 九郎右衛門沢 〜 黒部五郎小舎 〜 黒部源流
 九郎右衛門沢出会いは大滝のため、蓮華谷より大高巻き。 小雨の降る中、震えながらザイル不要の小滝を越え、やぶこぎもないまま 黒部小舎到着。
そのまま五郎沢を下降して黒部源流到着、幕営。 堀のみ岩魚をGet、なんとか夕食をGet。雨の中の焚き火で暖をとる。 (途中沢の有名人高桑氏に遭遇!)
15日 <曇りのち晴れ>  黒部源流 〜 三俣山荘 〜 登山道(双六経由) 〜 新穂高温泉
 ひたすら歩く、今日はとにかくハイカーになりきり、時間に追われながら トランス状態にはいり、登山道をとにかくUp/Down。 10時間の行動後、無事明るいうちに新穂高温泉に下山。 帰路は平湯にて温泉につかり、十字路にて夕食。久々の肉/揚げ物/白米に涙。。
【総括】
日あたりのよい大渓谷。エメラルドグリーンの水面は一見の価値あり、とにかく美しい。 滝も容易で初心者でも同行可。盛夏に水と戯れながら遡行するには最適。 岩魚も豊富。ただし行程は長いので時間配分に注意。

【報告】金木戸川(堀) [堀 晴彦]
堀です。 金木戸川は水量豊かで、すばらしかった。 白い巨岩とエメラルドグリーンの水、キンチジミの岩魚の群。 九郎右衛門の詰めから、1999年以来、5年ぶりの五郎小屋。 思えば、僕の登山はこの小屋で、黒部源流で始まった。 私的には、思い出のたくさん詰まった小屋への再訪アプローチとして、今回の沢旅は最高でした。
遡行で冷えた体を焚き火と岩魚汁で温め、沢音に吸い込まれるように眠りにつく、、、幸せだ。 僕としては、この幸せが沢旅には欠かせない要素になっている。 最後に、冠松次郎が九郎右衛門から五郎沢を遡下降したのちの、昭和11年に記述した、夏山の随想−岩魚のある風景−の一文。 夏の谷旅には岩魚はつきものである。この魚のいない谷へはいると何となく物足りないものだ。それは谷の味として、僕等の味覚をそそる からと云うばかりでは決してない。岩魚も谷の風景の一つだからと考えるからである。
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14.大鳥沢・滝ノ沢 [堀 晴彦]
【報告】大鳥沢・滝ノ沢
日程 : 8月28〜29日・1泊2日
沢名 : 只見川水系 大鳥沢・滝ノ沢〜未丈ヶ岳
メンバー : 縣、田宮、堀、勝又(04未丈ヶ岳 山スキーメンバー)
行程および概要
1日目(晴れ) 泣沢口(車デポ)〜奥只見ダム〜送電線管理道〜藪尾根下降 〜大鳥沢〜滝ノ沢出合BP〜周辺釣り〜BP(泊)
 縣・堀の2台の車で前夜発し、小出IC近くで合流。 翌朝、泣沢口に縣カーをデポ後、奥只見ダムからアプローチ開始。
大鳥沢は車道から大鳥ダムバックウォーターを挟んだ対岸のため、 岩魚の期待は大きい。ところが、送電線管理道から藪尾根下降すると、 釣り師と思われる手漕ぎボートが停留してあるではないか。 後に分かったことだが、近辺の宿に泊ると、通行止めの車道を バックウォーター対岸まで送迎してくれるらしく、そこから手漕ぎボート 3分ほどで、大鳥沢に入れてしまうというではないか、、、。 岩魚の期待が少々薄れるが、滝ノ沢出合に荷物をデポし、釣り師が 入っていないと思われる滝ノ沢を釣りあがる。 4人交代で竿を出しながら進み、1つ目の大きな淵で勝又が得意の トンボで岩魚を掛けるが、痛恨のバラシ。次は縣くんがバラシ、、、。 淵で粘った田宮さんの釣った岩魚はリリースサイズ? しびれを切らし、岩魚が見えるというちょっとした深みに横から 堀が毛鉤投入。ここは確実にキープサイズをゲット。 そろそろ引き返そうという地点、深い淵で勝又がぶどう虫投入。 「流し方が悪い」と、いつもながらうるさい師匠・堀に交代。 さすが師匠。1匹目よりも大きい丸々太った8〜9寸くらいの岩魚をゲット。 出合に戻り、平らな河原にタープを張り、焚き火の準備。 岩魚が少し足りないので、その間、本流を堀・田宮で釣り上がり、 もう1匹8寸くらいの岩魚をゲットし、計3匹。 今回は岩魚漬け丼を試し、好評(焚き火とセットなら何でも旨い?)。  
2日目(曇り時々晴れ、途中小雨) BP〜滝ノ沢〜未丈ヶ岳〜登山道〜泣沢口
 ちょうど良い気温と蚊帳のおかげで、1度も目が覚めることなく 朝を迎える。山頂まで1000mと行程が長いため、早めに出発。
前日に引き返した滝を過ぎ、しばらく行くと、つるつるのトイ状の滝が現れる。 見える限りではステミングに持ち込むまでのホールドがなく、 堀が空身でムーブを探るが、オンサイトならず。2トライ目に手探りで ガバホールドを見つけ出し、ステミングに持ち込む。「やったー」と 気を抜いてしまい、2度目の水泳。今度こそは、3度目のトライで完登。
荷揚げ等を含め、この滝で1時間以上も遊んでしまった。 その後は只見らしいV字の谷が続き、池ノ沢の悪夢が頭をよぎるが、 次々に現れる滝は大きなものはなく、そのほとんどを快適に登る。 適度な緊張で滝登りを楽み、源頭の様相になってしばらく登ると、 藪こぎなしで、山頂直下の草原に飛び出す。 丸山岳〜燧ヶ岳、守門など、スキーで来たときと同じ山々が、 春とは違う表情でスキーメンバー4人を出迎えてくれ、 雲の間から差す光が草原を照らす瞬間にみんなで歓声を上げた。
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15.水無川本谷 [田宮 公成]
田宮です。 めずらしくも、丹沢の超メジャーな沢に行ってきました。 縣先生のクライミング教室?のためです。皆で確実にリードできるようになろう企画で、めでたく長谷部君も
リードデビューしました。
日時:2004年9月12日
活動:沢登、岩登り訓練
場所:丹沢、水無川本谷
参加者:縣、佐藤、長谷部、田宮
F1からF9まで、登れないF8を除き、全て直登。縣・田宮、佐藤・長谷部の組み合わせでリードとフォロー。長谷部君 に対しては、滝の上で縣君が指導。
長谷部君は余裕のリードでした。 縣君はルベルソ、他のメンバーは8字環でフォローが落ちてもビレイヤーが引き込まれないビレイ方法を確認した。
(ターニングビレイ、、先に登った人が後続を確保するとき上部支点にて直接エイト環をセットせず、リードの確保と同様ボディにエイト環をつけて 上部支点のカラビナにロープをかけて折り返すやり方) 丹沢の沢は、暗い、水が少ない印象だったけど、明るいシャワークライミングが楽しめた。さすが、百名谷の一つ。
丹沢の核心は、下山後の道路の渋滞。田宮、縣はばく睡、長谷部君運転ご苦労さまでした。
-以上-
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16.二王子・七滝沢 [田宮 公成]
田宮です。計画から3年、ようやく実現した二王子の沢。充実した二日でした。
1 行動日  2004年9月18・19日
2 メンバー  縣直、師橋、勝又、田宮
3 活動  18日 内の倉ダム〜957m尾根近くBP      晴れ
 19日 957m尾根付近BP〜本流遡行〜二王子〜登山道〜二王子神社   雨後曇り
 珍しく、電車を利用しての山行を楽しみむ。日曜は天気が悪く、山頂  から展望はなし。残念ですが、力のある4名で目的の沢を越え、山頂に立て  満足でした。釣りと滝登りを思う存分楽しんだ。
 
 18日、7:30林道を歩き始める。遡行図をだれも持ってこなかったのでルートファインディンを楽しむ。中間部の滝群は、圧巻。下段は  尾根で巻く。上段は水線沿いと、滝脇の巻きで進むが、初心者向けとは言え、飯豊の沢、あまくない。かなりきわどい箇所もある。縣君のリードが冴える。最後の滝を巻き終えた場所で、怪我人の残置と思われる ザックとヘルメットを見る(帰宅後、ネットで調べたら8月の第一週に骨折事故があったと書かれていた)。我々は滝地帯で、釜へのダイブ(田宮、勝又)、釣り(縣、勝又)と楽しみながら登ったのだが、中途半端に悪いのぼりが多く、フリーで進んでいた。今回のメンバーだからとついつい、、。この点は反省が必要だ。滝地帯を越えると、渓は一転して穏やかになる。957m尾根からの枝沢との分岐地点で絶好の幕場を見つける(15:30)。縣、田宮が釣りに出て、各二匹、一匹釣り上げる。また勝又がミズ、田宮が蕗をゲットして戻ると師橋さんによる焚き火ができあがっていた。残念なことにいざ食べる段になって雨が振り出し、食事はタープ下となった。
19日、6:30起床。夜間、心配していた雨はたいしたことなかったが、食事中に雨が降り出し、どんどん雨脚が強まる。幕場脇の穏やかな流れが一転して、川幅いっぱいに。しばらく様子を見るかと悩んだが、山頂まで距離があり、さらに増水するとやばいので、雨の中を出発する。ところどころ現れるゴルジュ、10〜20mの滝がめちゃ面白い。残置ロープの振り子トラバースで、勝又が釜にドボン。僕はいつものようになんでもないトラバースでずるずると入水。増水してここはアマゾンか?て雰囲気すら感じた状態であったが、全員が適当に交代して先頭になり進む。これができるメンバーが頼もしい。いつの間にか雨は止んでいた。僕はアマゾン滝の辺りから「魔法使いサリー」の唄が頭から離れなくなり、口ずさみながら進む。勝又は気分がハイになると「インディージョーンズのテーマ」を口ずさんでいるらしいが、僕はなぜか「サリーちゃん」?。唄のリフレインは最後の藪漕ぎまで続いた。藪漕  山頂には記念のつもりで立ち、小屋で休憩してからは、しりもちレースで下る。優勝は師橋さん。予定通り、三時間で入山口の二王子神社に着く。立派な神社に驚き、思わず、参拝。下山後、TAXIで新発田駅に出て、TAXIの運転手の案内で駅に一番近い温泉にはいる。バスで駅に戻り、電車で新潟へ。いつもと違い下山後も即車で移動といかないもどかしさが僕には楽しかった。新潟駅で23:00発の池袋行き夜行バスを予約して、街に繰り出す。目指すは海の幸。駅前のあづま亭に入る。大当たりだった。たらふく食べて、酒も飲んで一人3000円だった。皆さん、新潟へ行く機会があったら、ぜひ行って下さい。縣君は店に入っていきなり違う!って言ってたけど、何が違うかは行 ってのお楽しみ。
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17.日原川長尾谷 [Hiroki HASEBE]
はせべです。
一昨日の長尾谷のキノコ報告です。
【報告】日原川・長尾谷
日時: 2004年9月23日(木)
天候: 曇り時々雨
メンバー: 田宮、粕谷、長谷部
ルート: 林道終点〜長尾谷〜稜線〜鳥屋戸尾根〜林道終点
この日の気持ちは沢登りよりキノコ採り。
必ずキノコ汁にして食べて帰るつもりで入渓する。
長尾谷は滝らしい滝も無い静かな沢だが、足元ではヤスデが大賑わい。
数千〜数万匹のオーダーで集うヤスデに、うひー、と背すじゾワゾワ。
うかつに手をつけない沢歩きが続く。
沢沿いにはミズナラの木が結構生えており、いいかんじの倒木には
何種類ものキノコがついていた。
今年の目標のひとつだったシイタケもあっさり収穫してしまう。
下山は鳥屋戸尾根から巡視道を辿り、1268手前の鞍部から
長尾谷に降り立つルートを狙う。
ちょっとしたルートファインディングが面白い。
地形図とにらめっこしながら歩き、ここだろう、と思う場所から
滑るように斜面を降りていくと、ドンピシャで林道終点に到着。
そして林道終点で収穫したキノコをキノコ汁にする。
いいダシがでていて、うまかった。
ご馳走さまでした。

◇収穫したキノコ
・シイタケ
・ヌメリスギタケ
・ムキタケ
・ナラタケ
・ヒラタケ
◇収穫しなかったけど、生えていたキノコ
・マスタケ
・キクラゲ
・ハナビラニカワタケ
以上
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18.大分温泉めぐり  [agata]
縣です
連休は雨でだめでしたね。
でもこれから晴れればキノコがでるのでしょうね。
先月行った大分の報告UPしときます。
地獄めぐりで有名な別府にいってきました。
大分県の中でも別府は温泉が多すぎて回りきれない。
一日20湯、30湯と入る通もいるらしいが、、、。
結局別府市のみ回り、大分市内、湯平、湯布院へはまた次回。
また1時間半と長めに浸かってしまい、後半はバテてしまった。
次回の蒸し湯、砂湯にむけて要トレーニング。
青い湯と泥の湯が印象的な湯めぐりでした。
日時:2004年9月23−25日
場所:大分県別府市
9/23木
JALのおともdeマイル利用で大分空港へ。(費用:1万マイル使用+2万円)
レンタカーを借りる。
鉄輪温泉へ
@神和苑 ここの温泉の色は素晴らしい。この青は日本中でもここしかない。しじみのだし汁を濃くした色。雨の中、誰もいないのでのんびり。みゆき食堂で食事。ラーメン。
A谷の湯 値上がりして80円 渋い共同風呂。気持ちよくて寝てしまう。
B竹瓦温泉 熱いけど湯あがりはさっぱり。100円。砂湯は工事中ではいれず。待合所で渡る世間は鬼ばかり、をつい見てしまった。
9/24金
@鉱泥温泉 坊主地獄の泥を使用。薄い泥が心地よい。つい1時間半入る。
Aホテル雄飛(別府駅から近くの海沿い)旧い旅館、温泉は薄めでさっぱりした感じ。隣のとよ常でランチ。安く人気があるようで少し並ぶ。関サバを賞味。
B塚原温泉 去年行った東北の玉川温泉に次ぐ強酸性。雨で酸が弱まった為か?威力がない。でも飲むと強烈にすっぱい。
C湯山高原温泉 硫黄泉。卵臭の白いお湯で熱め。正統な温泉。
D梅園温泉 レストラン三つ葉で鳥天。駅近くの迷路のような路地裏にある。渋い造り。
9/25土
明礬へ
@鶴寿泉 朝7時。かなり熱い。46度と書いてある。熱湯コマーシャルを思い出す。水で薄めた。
A山田旅館 熱め。緑ばん泉、諏訪の毒沢温泉にちかい。アトピーによいらしい。
B地蔵泉 温い。硫黄臭が強い。乗鞍の銀山荘を思い出す。
Cいちのいで温泉 ここも青湯で有名。プールのような広い風呂は女湯のほうで残念。団子汁を食す。かぼす入りほうとうみたいでボリュームあり。1050円
D竹瓦温泉 再び。ここで上がり湯。さっぱりして帰京。(車中2泊)
以上
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19.奥多摩某所 [勝又百代]
かつまたです。
「俺の、あのマイタケを、確認してきてくれ。田宮さんとでいいから・・・」
こう言い残して、堀さんはタイへ旅立っていきました。
自分の親・兄弟にも教えないという自分のマイタケのシロを。何と!!
と、いうわけで行ってまいりました。
日程: 2004年9月26日
メンバー: 田宮・林さん(田宮さん友人)・勝又
天候: 曇り時々雨
奥多摩で待ち合わせた林さん、足のサイズが22.5cmの一見清楚な感じの
姉さんが現れちょっと不安になった。
ちーちゃんが行けたコースだと言っても、ヤツは身内だし。やっぱりちょっと
このようなお方には少しハードなコースか・・・。
しかし、心配は無用だった。
なんと林姉さんはケービングをしていたという。つなぎも持ってるらしい。
その言の通り、滑りやすいナメ床では匍匐前進で果敢に突破していた。
残念ながら、堀さんの特大マイタケ株は、今年も出た気配が無かった。
その代わり、沢から尾根へあがる途中のカラマツ林で、初めてまとまった数のハナイグチをみつけた!! 素晴らしい。
また、その尾根の途中の大きなミズナラの根っこに、林姉さんが大きなマイタケの古株を見つけた(これは武蔵野の鑑定でトンビマイタケと判明。残念)
その後は、ムキタケやら大きなクリタケの株やらをゲット。
田宮さんも念願のシイタケを多数ゲットし、大満足だった。そして、23日に
長谷部が初めてゲットしたシイタケはシイタケとは認められない、とまで言ってた。
尾根では結構雨に降られてしまったが、何のその。
帰りに寄った武蔵野で、久しぶりに兄ちゃんとも会えて、大満足の1日でした。
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20.奥秩父、東沢、東のナメ [t-morohashi]
今晩は、師橋です。
土曜晴れ、日曜雨の予報で土曜日帰りで東のナメに行ってきました。
日時 : 2004年10月2日
場所 : 奥秩父笛吹川東沢東のナメ沢
形態 : 沢登り
メンバー: 田宮、師橋
行程  :
西沢渓谷駐車場7:30〜東のナメ出合9:30/10:00〜
大ナメ上12:30〜鶏冠尾根15:00〜鶏冠谷出合17:30
大ナメ用にフラットソールを持参、最下段で履き替え数箇所のフリクションぎりぎりのところでは大変有効でした。明るく開け、乾いたスラブ
をすたすたと歩けるところもあり、つるべスタイルで効率よく登れた。
大ナメ上はうって変わって奥秩父的なやや暗い沢となる。フエルトシューズに履き替えこんどはひたひたと登る。途中数種のキノコを採取。
詰めは、ここでも鹿害で植生が貧弱で、枯れ木も多く、将来が思いやられる。
鶏冠尾根に出て下降するが、道は不明瞭で赤テープがなければ降りられない。途中懸垂を1回交え、何とか明るいうちに東沢に降り立つ。熱をもった脚に渡渉の水の冷たさが心地よい。
東のナメ沢は、大ナメの乾いたクライミングとその上の沢登りの対比がおもしろく、2種の登りを一度に楽しめなんだかお買い得な沢でした。
来週で沢は一段落ですね。
師橋でした。

(田宮記)
師橋さん、東のなめごくろさまでした。
きのこに後ろ髪をひかれての登攀でしたが、めちゃ楽しかったです。3年前の晩秋に東沢を遡行、その時に見たあの巨大な滑。そこを登る。自分の成長を確認できました。
下山後に得たキノコ情報:
温泉に入った後、飯屋探し。石和に向かう道脇の定食屋に入る。座席(スタンド)前には大きな水槽に川でとった
ハヤが泳いでいる。おじさんは無口だが、話しかけるとそれなりの対応。ふとスタンド脇を見ると、見慣れたキノコ図鑑が・・。キノコマニアのお店だった。
先週、奥多摩で経験した、また武蔵野で得た情報どおりの話しを聞く。
今年は初秋から晩秋にでるキノコがここ一週間で一気に出ている。シモフリシメジも既にでてしまった。
シモフリシメジは実物を見せてもらう。美しい。例年なら10月末、乾徳山の手前の集落、徳和の裏山でとれるそうだ。
−以上−
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21.堀さんタイ赴任壮行会&堀勝又入籍披露会 (縣 追記)
日程:10月16日
場所:お好み焼き屋(キノコ屋)「武蔵野」
参加者:
堀、勝又、勝又チーちゃん、成末、師橋、田宮、福田忠、堀米さん、
田島さん、縣X2、長谷部、佳織さん、お店の武蔵野ファミリー

堀さんのタイ赴任壮行会。
極秘のはずの堀・勝又の入籍披露会が事前の師橋トークでばればれ。
堀さんがタイで羨むように?スキー滑降写真を田宮・縣・長谷部で贈呈。
師橋チームは幸子陶器セット、田宮さんは星野道夫全集、縣家は漆茶碗、長谷部はタイ料理本、などなどプレゼント。
そのかわり日本留守の間、堀車、堀板を借りる予約殺到。
堀本人はりんごの話で挨拶&人生設計の話?
縣夫妻が名誉の結婚証明証人はんこ押しで終幕。

、、本人の弁
こんばんは。勝又です。
皆様、先週末の「むさしの」は本当にありがとうございました。
久しぶりに一同そろって本当に楽しい会になりました。
しかし、皆様には、まんまとしてやられちゃいました。
日曜日には無事(?)籍を入れ、その後私は3年ぶりくらいに
大風邪をひき、1日半寝込みました。
慣れないことはするもんじゃあないと思いました。
本人たちは手続きの問題だけだと考えていた節があるので、
皆様にこんなにお祝いしていただいて、自分たちが新手の結婚詐欺
になったようで気が引けてしまいました。
こんな私たちですが、皆様、これからも変わらず、明るく楽しく
お付き合いくださいませ。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
追伸: これからも変わらず、「かつまた!!」で結構です。
堀です。
「かつまた」からもありましたが、皆さんどうもありがとうございます。
まあ、結婚といっても気持ちは何も変わらず、、ではまずいのかな?
いやいや、「保守的にならず」という、良い意味で、ですよ。
これからは、2人でなければできないことに挑戦できそうな気がします。
色々なことに興味を持って色々な感動を2人で分かち合いたいと思います。
今後も皆さん、宜しくお願いします。
タイ行きは会社の手続きの関係で、11月中旬くらいになりそうです。
ちょっと余裕ができたので、今週末は「きのこ」に行ってきます。
1度行くと諦めがつかなくなりそうなので、今年は行くのをやめようと
思っていたのですが、、、やはり我慢できません。
日程:10月23、24日・各日帰り
メンバー:堀、勝又姉妹
山域:上州武尊 江戸沢周辺、荒砥沢周辺、など
ベース:上州武尊登山口休憩所(通称・武尊の別荘)
目標:採りたてのきのこで、クリタケご飯+なめこ汁
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22.上州武尊某所
[horiharu]
堀です。
日程 : 10月23、24日・各日帰り
山域 : 上州武尊・江戸沢周辺
メンバー : 堀、勝又姉妹
収穫
 ムキタケ:中、クリタケ:少、コガネタケ:2本
 歩いたルートが悪かったのか? 狙っていたナメコ&チャナメの収穫はなかった。
我々は武尊から続く台地状尾根のブナ林を歩いていたが、沢を歩いたグループは
ナメコ&チャナメを採っていた。
昨年、見つけたナメコはまだ早く、豆粒のような幼菌が倒木にビッシリ!
来週末は良さそう。
 土曜日の夜は武尊の別荘で。
クリタケご飯、ムキタケ+ベーコン炒め(これは旨い)
コガネタケ+ベーコン炒め、ナメコ汁(残念ながら今回は原木栽培もの)。
夕方の地震は生まれて初めての体験だった。余震が頻繁に起こり、
風で別荘が揺れているのかと思うくらいだった。
幸い、群馬からの交通には被害がなく、帰宅後は武蔵野にムキタケを
持っていくことができた。
 久しぶりの山歩き、標高1000mくらいの紅葉が素晴らしく、
きのこが採れても採れなくても、きのこを探しながら、落ち葉を掻き分け、
笹を掻き分け、彷徨い歩いているだけで十分楽しい。
落ち葉の上の日溜まりで昼寝が気持ちいい。
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23氷川屏風岩 [t-morohashi]
今晩は、師橋です。
無届でしたが、10月17日佐藤君と氷川屏風岩に行ってきました。
4本ほど登る。それぞれピッチを短く切り、マルチピッチのつるべの練習をやった。
以上。
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24.大菩薩某所 [田宮 公成]
田宮です。
武蔵野での掘*勝お祝いの翌日、成末君と縣君をゲットして
毎年秋恒例の湯の沢峠に出かけてきました。
日時:2004年10月17日
  10:00〜14:00
活動場所:湯の沢峠周辺(笹子と大菩薩を結ぶ尾根)
参加者:縣直、成末、田宮
去年の同時期には、武蔵野へ卸すほど大量のムキタケと、エノキ、
フウセンタケ、キヌメリガサが取れた。さあ今年はどうか?
ムキタケ、チャナメが3人で分けて丁度いい程度とれた。まずまずかな。他、妙に黄色っぽいがクリタケだろうと判断したキノコが大量。
さらに、16日に武蔵野で頂いたウラベニホテイシメジらしきで、いい状態のを見つける。大きな株はだいたい僕が見つける。
縣君、成末君にさすが田宮さんとおだてられ鼻高々、「キノコ目はもういいからお姉さん目を鍛えたいよ!」と、暴言を吐いてしまった。
天気に恵まれ素晴らしい景色も楽しんだ。縣君はキヤノンのデジ一眼に夢中になってた。
気分よく昼過ぎに下山。天目山温泉(強アルカリ)で汗を流して帰る。中央道の渋滞(3時間)は腹立たしかったが、まあしょうがない。
クリタケ?、ウラベニホテイシメジは一応武蔵野チェックを受けようと思い、二日連続で武蔵野へ。がびーーん。
クリタケ?は笠上の粒粒が取れたスギタケモドキ。ウラベニホテイシメジらしきは猛毒のクサウラベニタケでした。
あーあ。僕の鼻は天狗から一瞬にしておかめさんに。まだまだ修行が必要だ。お陰でクサウラベニタケの見分け方はわかりました。
ちなみにスギタケモドキは覚醒作用があり、俗に言うマジックマシュルーム系効果が期待できるそうな。
縣君と僕がキープしてあるので、二人が怪しい食べ物をどうぞって差し出したら御注意を。それともお望みならばお分けしますよ。
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25.湯河原幕岩 [田宮 公成]
田宮です。昨日の幕岩、オリンパスの呪いでキヤノンのIXYが宙を舞いました。
縣、佐藤、田宮は前夜に移動し、駐車場でごろ寝。朝来た長谷部と合流。8:30からクライミング開始。
1 ウォーミングアップ:
 茅ヶ崎ロックのシンデレラフェイス
 縣*長谷部、佐藤*田宮で5.7、5.8をリードとフォロー。
 長谷部は擬似岩リードデビュー。
2 オリンパスの丘
 すごく混んでいるので、茅ヶ崎ロック最奥に位置するオリンパスの丘を探す。名前が名前なんで苔苔のだめ岩かとおもったが、
 すっきりした立った岩だった。
 5.9ルートが二本並んでいる。縣君がリードを始めて直ぐ。何やらが降ってきた。デジカメIXYだった。IXYは派手に何度かバウンドして落ちていった。ここは終了点が良い。海が見える。佐藤が一本、田宮と縣が二本リードでオンサイト。長谷部はトップロープでミシン踏み踏みNOテンション。
 ちなみに宙を舞ったIXYは縣君が降りてから探し出す。木の根に引っかかり止っていた。外装に傷がついたも機能は問題なし。
 さすがキヤノン。オリンパスごときには負けないようだ。皆で大爆笑。
3 アリババの岩
 縣君は積年の課題10.dをさくっとゲット。僕は2年前にもトライしたアリババ10.bにトライするも核心のクリップができず撃沈。
 悔しい。なんどもトライするも、どうにも先に進めず手がハンプしてしまった。
15:00に上がり、渋滞を避けるため、温泉にも飯にも寄らず帰る。中央林間でインドカレーを食べて帰る。
外岩の10台のリード。今年中になんとかしたい。佐藤君、縣君、長谷部君こりずに付き合ってください。来週はキノコ納め?のため西丹沢へでも行こうかと思っています。
−以上−
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26.西丹沢某所 [田宮 公成]
田宮です。晩秋のきのこ取りを楽しんできました。
1 日時 2004年11月3日
2 場所 西丹沢、箒沢から藪沢の頭往復
    (予定の檜洞まで達せず)
3 参加者 十川さん(ゲスト)、田宮
8:25発のバスで新松田から玄倉湖方面に向かう。紅葉のハイシーズンなのでバスは満員。なんとか席は確保できた。
我々の歩くコースはメジャールートから外れていて、ほとんど人に会わなかった。
取れたキノコ
クリタケ(極上状態の大株)これが今回の最大の収穫他はちょろちょろ エノキ?、ウスヒラタケ、ホコリタケ、
アカモミタケ、ムラサキシメジ、ヌメリツバタケモドキ、それと堀君の年賀状写真といい勝負のツキヨタケの大株
僕としては、これだけまとまったツキヨは初めて見たので大感激今回、ちょろで終わって残念だったのが、アカモミタケ。毒キノコ
が多いベニタケ科のキノコだが、これは美味らしく、色形とも他との区別が容易。
登山道沿いに右に左に斜面をうろうろしたので、目的の檜洞丸には遠く及ばない場所で時間切れになった。登りではツキヨを見た以外はたいした収穫がなかったので、沈殿ムードだったが、下りで挽回。
ちょろちょろも含めて次から次にキノコが登場、盛り上がりました。今回は下見と考えれば、いい結果でしょう。いい森が残ってるので、また行こうと思う。
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27.大菩薩某所   [田宮 公成]
田宮です。
今日は何年か会ってなかった友人の企画に乗り、2週間前に縣君、成末君とでかけた湯の沢峠から、大菩薩に縦走してきました。
僕を入れて友人の仲間5名が集ったんですが、その内一人がなんとシーハイルの在京メンバーの渡辺さんて方で、びっくりでした。
エノキ大量げっと!
湯の沢峠では、去年堀君がみつけたエノキの木が満開状態、今日もまた感動的にキノコと出会えました。
渡辺さんとは東京で大雪が降ったら、湯の沢峠から大菩薩の縦走をしようと盛り上がってます。ここなら、標高差300m以上のラインが数本引けます。全て笹斜面なので、雪さえ降れば大滑降まちがいなしです。
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28.広沢寺クライミング[佐藤 裕之]
先週末は近場の広沢寺でクライミングを満喫してきました

日時 : 11月13日(土曜)9:00〜16:00
場所 : 厚木 広沢寺岩場
メンバー : 田宮、田村、佐藤
天候   : 晴れ時々雲り

内容 : 予定より30分遅れて8:30に広沢寺温泉に全員集合
      歩くこと20分程度、広沢寺岩場に到着

      前日の雨がたたり、岩場は全体的に濡れ気味、
      既に先行パーティー数組が登坂実施中。
      空いていてかつ乾いた岩場で、適当なグレードの岩場を選び各自登攀。
       
      今回は全体で4本登攀、場所によっては40Mザイルで折り返しできず懸垂下降の場面もあったが、全体的に初中級向けの岩場であったため
      なんとかリード+トップロープで全員登攀を満喫できました。
      グレード : W級、W級、5.9、5.8
    
      周りは中高年の登山者を中心に、登山靴での登攀、アイスクライミング(アイゼン)の登攀など、とにかくクライミングの練習的要素の強い岩場であった。
       我々のような初中級者でもリードクライミング、ザイルワークのいい練習になりました。

      登攀後は広沢寺温泉(強アルカリ)で汗を流し、帰路につきました。

      是非シーズン初めの足慣らし、および近場での手軽なクライミングに活用していきたい岩場でした。

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29.城山・クライミング [田宮 公成]
田宮です。
土日、城山でクライミングを楽しんできました。

1 日 
  2004年11月20・21日
2 場所 
  城山・南壁
3 メンバー 
  師橋、縣、田宮、モンベル倉本
  20日は山座会の谷口さん、角平さん、福田さんが合流
4 行動
  20日マルチピッチ
  南西カンテ 師橋・谷口、角平・福田
  黎明ルート 縣・倉本・田宮
  21日フリー
  縣・倉本は10c、10d、5.9
  田宮、師橋は 5.8、5.9(最後が登れず)

モンベルの倉本君は勝又の後輩で、クライミング歴一年とは信じられない、上手さ。21日は10cをリードしてました。
僕はマルチではテンション+ちょんぼA0で抜けるのがやっとで、へろへろ。今年初のミシン踏みも体験。しっかりなんちゃってクライマーでした。

ちなみに、倉本君は水曜+@のBPUMPに顔をだしてくれそうな様子。
テレマーカーでもあり、ことしは一緒にいく機会がありそうです。
ひとまず正月は参加?ちなみに彼は、長谷部君世代です。
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30.広沢寺クライミング [師橋]
今晩は師橋です。
(たぶん)30年ぶりの広沢寺。すっかり様子が変わっていて、ビックリ。
ロープがすだれのようにかかり、交差してもお構いなし、登っている人に向かって懸垂ロープを無言で投げ降ろすようなマナー知らずもいて2度ビックリ。
5.7〜5.9を4本ほどリード&フォローで登り、同じルートをトップロープで登り直しムーブを検討しなおす。一応充実。でもほんとにすっかりテナンダ―(TEN−UNDER)になってしまった。
活動日:2004年11月27日(日帰り)
天気  :晴れ
参加者:室岡、師橋
ひとつ言い忘れた。
広沢寺の帰りに由美さんのお勧めで、津久井郡川尻にある「ノーズ」というクライミングジムを覗いてきました。小倉橋の東側、上溝からまっすぐの道です。昔、「MAX」という名前でやっていたそうです。こじんまりしてますが、すいていて、のんびり登れそうです。 HPは http://www.nose2.org です。 田宮君宅からは極近でしょ?
師橋でした。
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31.広沢寺・クライミングII
【報告】広沢寺・クライミングII
縣、倉本、田宮でクライミング。広沢寺は二週間前以上に混んでいて、ほとんどがアイゼンワークとけが人搬送練習をする山岳会の人だった。今回は、
・左ルート?(5.8?)全員R
・パストラルコーナー(5・10a)縣R−OS、倉本TR、田宮敗退
・右スラブ(5.9)田宮R(前回TR)、倉本R−OS
・ナバロン(5.11b)縣R-RP、
・左凹ルート(5.9?)倉本R-OS、田宮TR
と、短時間に集中して登る。11bを登りきった縣君の迫力は皆に見せたかった。
ビレイヤーをした僕も手に汗にぎり、完登の喜びをチョッピリわけてもらう。
クライミングは14:00で切り上げ、温泉の後、定食屋で年末スキーの作戦会議。@森吉山、A三つ石山(2000年悪天で取り付けず)、B茶臼岳等(予備)
でまとめる。森吉が最も滑り向きの山なので、非難小屋をベースに集中して滑りたいな!
帰宅後、南町田のモンベルで買い物。縣ストック、田宮スコップ(5月に内蔵助で落とした)を手にし、心は一気に粉へ飛翔。僕の岩は技術がナンチャッテの域を出ずだったけど、そろそろシーズン・オフ。平日B-PUMPにはしばらく通うつもりですが・・・。
今週末は日曜にゲレンデスキー?、参加希望者はいますか?
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32.城ヶ崎クライミング
縣です。久しぶりに城ヶ埼にてクラックを登りました。相変わらず落ちるの怖くて力みすぎ、、。でもあったかくてみな気持ちよく昼ねしてました。

日時:2004年12月18土-19日
参加者:モンベル市橋さんグループ+縣、勝又、倉本

12月18日ファミリークラック
ベビークラック5.7、ファザークラック5.10b、など。カムでの支点セットに時間がかかり、腕がはってしまう。
倉本君が終了点手前で長く落ちるのをみてびびった。カムをそのままにしてもらい、必死にしがみついて登った。こわいこわい。
対岸のデルトイド10d、あいかわらずできない、。1本目のボルトがはるか遠く泣きをみた。
夜は3-40分ほど下った河津で宿泊。おもろい人たちと宴会。素泊まり布団つき温泉で3500円は安い。

12月19日シーサイド 縣、勝又、倉本
イントロダクション5.9、ギア回収のときカムがどんどん奥にすすんでしまい、非常 にあせった。スカッド11a昔堀さん登らなかったっけ?、大磯ロックムーブ分からず、、で終了。
取り付きに登り返す時がいちばんつらかったかも。左を空荷でのぼり右で荷揚げが 正解か、。

田宮さん是非次回いきましょう。


倉本です
18,19日は縣さんからの報告にもありましたようにクライミングしてきました。
ファーザークラックは何とか綺麗にプロテクションをセットしましたが、うっとりしすぎて倉本は登れませんでした。
核心を抜けて最後のマントリングが出来ず力尽きてフォール。ナチュプロにもかかわらず3mは落ちたと思います。
今年の夏、小川山カサブランカで同じ事をしてジップアウトで大怪我をしたのに懲りてないです。そこを縣さんは一撃。がっくり。
二日目は縣さんがスカッドを一撃。倉本はヒールフックが極まらず手も足も出ないで終了。まさしく”手も足も出ません”でした。
勝又さんがイントロダクションに挑戦。かなり良いところまで行き、核心をほぼ抜けるもスタミナ切れで終了。惜しかったです。
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