ML-POWDER 2000年 沢&岩登り活動記録
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1.丹波川・小常木谷
 週末の報告・その1、小常木谷です。シーズンはじめの足慣らしのつもりだったので、核心部の滝群の登攀はかなり緊張しましたが、人気のある沢だけあって、なかなか楽しい沢でした。
・日程:7月14日・日帰り
・沢名:多摩川水系 丹波川・小常木谷
・メンバー:師橋、忠、佐藤、堀
・ルート:余慶橋〜小常木谷・ネジレの滝〜岩岳沢〜黒岩尾根〜余慶橋
・概要:下流部は想像していたよりも平らで、滝は核心部に集中していた。それらの滝を4人交代でリードした。 1本目、約10mは忠さんがリード。安定した登攀を見せた。2本目、約8mここは堀がロープ無しで突っ込んでしまったが、滝の出口が結構悪く、判断ミスであった。 3本目は師橋さんがリード。岩が脆く、上部がハングしており、あえなく敗退。左岸を小さく巻き、滝上に出た。 4本目、約20mは堀がリード。ルートファインディングに苦戦したが、「敗退か?」とひやかされながらも、どうにか登り切ることができた。 5本目、約20m下段、佐藤がリード。残置支点があるにも関わらず、バックロープを従え、フリーソロで登っていった。 同、上段は師橋さんが乾いた硬い岩を気持ちよさげにリード。小常木谷はこの後、前飛竜に向かって高度を上げるが、この先はあまり面白くなさそうなので、右岸から出合う岩岳沢をに入り、黒岩尾根にて沢遡行を終了した。稜線の風が気持ちよかった。岩岳沢は尾根までの標高差約500m一気に駆け上がるルンゼ状の沢で、私的にはこの詰めの登攀とルートファインディングが最も面白かった。
2.日原川・大雲取谷
・日程:7月15日(日)・日帰り (奥多摩前泊)
・沢名:奥多摩水系 日原川・大雲取谷
・ルート:日原林道〜唐松橋〜大雲取谷〜三又〜大ダワ林道〜日原林道
・メンバー:堀・勝又・田宮・縣・石島・田島
・概要: 8:30頃?出発。 歩き出してほどなく、小さな滝にぶつかる。 色々模索するも登る手なく、高巻く。少々面倒臭い。 途中上の人を見失い、どんどん登っていこうとしてしまい縣さんに声をかけられる。危ない。全然違う方に行こうとしてしまった。 途中1度ロープを使い、トラバースした。堀さんが先頭。縣さんが回収。 その後もそれほど大きな滝はなく、ロープ無しでよじ登ったり、小さく巻いたりし、歩みを進める。 これ以上は薮だけ、というところで終了。 下山中、小雨。下りきると雨は止んでいた。16:00頃?到着。先に到着していた堀さん・勝又さん・田宮さんのうち一番若い勝又さんが朝、沢に浸けておいた「すいか」を取りに行ってくれていた。ご馳走様でした。 やはり皆様にはついて行けず、いつも遅れがちで、申し訳ありませんでした。体力を付けねば、と心に誓う今シーズン初・沢登りでした。
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3.早出川・杉川本流
・活動地 新潟県村松町 下田川内山塊 早出川水系 杉川本流  我々以外にも数パーティーが入渓。ただし、我々が初日に遡行し、部分は他のパーティーはゼンマイ道を利用してパスしていた。
・ メンバー : 堀、勝又、忠、田宮
・日程 : 2001年7月20〜22日
・天候 晴れ
・概況
1日目
 チャレンジランド杉川より登山道を20分ほど歩いた先の堰堤から入渓。ここからゼンマイ道の合流地点まで遡行。河原近辺には適当な場所がなく、一段上がった平坦地で泊まる。遡行は僕にとっては大変。とにかく水に浸かりっぱなしで寒かった。 ブナ林の素敵なベットで快適睡眠(すいこし蚊がうるさかったが)遡行が厳しく、竿は出せず(だしても釣れない?)、この日は質素に椎茸ご飯と乾燥野菜をぶち込んだ味噌汁。
2日目
 ゼンマイ道合流地点よりさらに遡行し、二本杉の先まで遡行。沢は初日に比べればマイルド。気分も少しは楽になった。前日と同じような、これまた快適な場所で睡眠。途中河原では釣りをしながら登る。堀君2匹(1匹はリリース)、忠さん(4匹)を釣り上げる勝又、田宮は坊主。この日の飯は、豪華岩魚三昧。
3日目
 朝、朝食前に釣り。僕にも釣れました。釣った岩魚は飯と一緒に炊き込み、胃袋へ。
この日は、二日分の行程を一気に泳ぎ下る。流れの緩い瀞をラッコ気分で青い空と木々を眺めて下り、浅くなり泳げなくなると、まるでドランカーの足取りで河原をヨタヨタ。そしてまた泳ぎ。険悪なゴルジュもへつりに苦労した岩場をあっと言うまに泳ぎ下れてしまう。初日に見上げた険悪な沢がまるで違って見えた。この時になってようやく初日の遡行の価値がわかった。水が冷たく、特に初日はきつかった。僕にとっては初の泳ぎ山行で、殆どカルチャーショック状態。競泳の経験があり、泳ぎには自信があったが、泳ぎで疲れて登のはやっと。厳しい地点は殆ど堀君がリード。沢2年生にはもったいないほどの渓でした。これまでの沢と、クライミングの練習で足手まといにならずに済んでよかった。
 来週は美女?3人と北八ヶ岳でお花見ハイク。忠さんを誘ったんだけど、連れない返事。しょうがないので3人を一人占めか?そんで8月中旬は海外逃亡の予定(まだ帰りの飛行機が取れない、不安)。てなわけで沢再開は8月末になります。またよろしくお願いします。
・堀記。
 杉川本流は新潟の下田川内山塊という標高1000m足らずの山域で、登山道は殆どなく、夏は沢でのアプローチに限り踏み入ることができます。沢下流部の標高は200?300mなのですが、豪雪地帯に位置するため、想像もつかないほどゴルジュが発達しており、一種独特の雰囲気を持っています。また、今回は梅雨明け早々と言うことで被害は殆どありませんでしたが、この山域は日本有数のヒルとアブの生息地で、8月お盆付近に立ち入ると大変なことになってしまいます。これらの神のしもべが渓の岩魚たちを釣り師から守っているとも言えます。これぞ藪山日本的山域。  豊かな自然の中、雪解け水に磨かれた花崗岩の明るいゴルジュを泳ぎ、心地よいフリクションで登っていくのは至極快感でありました。 堀、勝又は今週末から日本河川の中流域の本来の良さを味わいに白神山地・赤石川周辺へ5泊ほどの沢旅に入って参ります。
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4.赤石川・追良瀬川
・山域・沢名 : 白神山地・赤石川〜滝川〜追良瀬川
・期間・日程 : 7月30日〜8月4日・5泊6日
・メンバー: 堀、勝又
・行程及び概要
 入山前日、お昼頃に青森入りし、弘前から弘西林道(現白神ライン)にて追良瀬堰堤へ。弘西林道は現在でも50km以上に及ぶダート道。 追良瀬堰堤への林道入り口にはバリケードがあるが、外して車止めである堰堤まで入ることができる。 帰りに堰堤で工事関係者に出くわしたが、なにも言われなかった。
 7/30 曇り  追良瀬堰堤〜追良瀬川〜天狗岳ノ沢出合(泊)
 あいにくの曇り空。追良瀬川の源流方向は黒い雲に覆われている。今日は無理をせずに翌日に登る天狗岳ノ沢の出合付近に泊まることとし、途中の大淵から釣り上がった。 堀はすぐにキープサイズを3匹上げるが、勝又の毛鉤には岩魚が掛からず。 勝又が釣る背後で堀が良型を上げる。もちろん、勝又はご機嫌斜め。 結局、堀がさらに3匹を釣り上げ、2人分6匹をキープした。
 7/31 曇り後雨後曇り  〜天狗岳ノ沢〜無名沢下降〜赤石川(泊)
 今日も暗雲立ち込める。しかし、前日は半日分も歩いていないので、天狗岳ノ沢に入るが、意外にも登攀不能の滝が幾つもあり、時には大高巻きを強いられた。 途中、豪雨が断続的に降り、無名沢下降時には本降りとなる。 高巻き、懸垂を繰り返すが一向に捗らない。赤石川との出合付近でついに大滝の連瀑に当たり、尾根に逃げる。 尾根にあがると眼下に見える筈の穏やかな赤石川の流れが、、、、。 そのまま尾根を下り、真っ赤な濁流の赤石川に降り立った。 幸い雨は止んだが、本流は徒渉できないほどの流れで行動は不能。 水が引くのを確認しながら、岩魚なしの寂しい夕食をとった。
 8/1 曇り  〜赤石川〜泊り沢出合(泊)
 朝、赤石川は本来の流れを取り戻したいた。 前半は時々青空が覗く中、徒渉を繰り返しながら気持ちよい遡行ができた。しかし、いつしか青空は消える。いつ雨を降らせるか分からない雲を気にしながら?目標地、泊り沢出合に近づいたところで毛鉤を降り始めた。 今日は勝又にも釣果があり、焚き火を囲んでの塩焼き、岩魚ご飯、岩魚汁に盛り上がった。
 8/2 曇り時々雨  〜泊り沢〜滝川下降〜西ノ沢出合付近(泊)
 今日もはじめは青空がちらほらするが、すぐに曇り空となり、嫌な風。 時々、雨がぱらつく中を泊まり沢?滝川に入る。 よく人が行き来するルートのため高巻きも明瞭な踏み後に導かれる。 地図上の滝マークを2つ下降したところで(本当は3つ下降していた)、よい泊り場を見つけ、いざ出漁。
 8/3 曇り後雨  〜滝川下降〜無名沢〜サカサ川下降〜追良瀬川〜ツヅミ沢出合付近(泊)
 滝川を1時間ほど下降したところで、大きなミスに気付く。3つ目の滝がなかなか現れないのだ。地形図上で確認してみると、登る予定の西ノ沢はとっくに通り過ぎている。しかも、その西ノ沢出合は昨晩泊まった地点のすぐ下流ではないか。 仕方なく今居る地点から追良瀬川に抜けるルートを検討し、西ノ沢の2本下流の無名沢を登ることにしたが、、、。 登り始めて傾斜が増し始めると地形図では判断できないような井戸のような連瀑帯にぶち当たる。滝を1つ小さく巻くが、2つ目の滝の高巻きに入るとさらに続く滝群が姿を現す。 しかも、ここで雨が降り出しあっという間に本降りとなる。 滝川本流に戻るか? 協議の結果、稜線まで残り標高差300m、今居る反対側の尾根を薮漕ぎで進むことにする。 尾根はブナ疎林となっており、薮漕ぎそれほど苦ではない、というと嘘になるか? 稜線はガスで少し方向を迷うが、めでたく追良瀬川源流のサカサ川に降り立つことができた。  その後、雨が激しさを増し、大粒の雨粒が静かな筈の水面を激しくたたき、水飛沫を上げている。おかげで、すっかり濡れ鼠となってしまったが、岩魚汁だけでもと堀が岩魚を1匹キープし、タープの下に潜り込んだ。 岩魚汁など暖かい食べ物で一瞬幸せな気分となったが、メタ切れにより、濡れた木で焚き火ができず。寒くて長い夜があける頃にやっと着ているものが乾くという始末であった。
 8/4 曇り後晴れ  〜追良瀬川下降〜追良瀬堰堤
 前半は曇り空だったが、見る見る雲が去り、やっと太陽を見ることができた。 今山行ではじめて見る太陽かもしれない。 はやく下界に下ってしまいたいという気持ちも起きたが、途中で岩魚を1匹釣り上げ、青空の下、のんびりと岩魚汁とそうめんを食べた。  下山後は不老不死温泉へ。そして何と、宿で海の幸→そのまま布団で熟睡。 日本海のイカ刺しは旨い! 産地直売のトマトも、青森リンゴジュースも岩ガキも、、、下山後の欲望は尽きないのでありました。
<川>  赤石川、追良瀬川は沢というより川である。 白神山地から北上するその直線的流れは時には穏やかな姿を、時には激しい姿を見せてくれた。
<森>  何処で顔を上げてもそこにはブナ、ミズナラ等の美しい森があった。 今回は天候が悪く、雨中の薮漕ぎ、ずぶ濡れのビバーク等々、辛い場面が多かったが、幾度となくこの森に助けられた。 この感覚は天候が得悪かったゆえに得られたものだったかもしれない。
<人>  滝川で釣り師のBCを見たが、その他は全く人の気配がない。 最終日、追良瀬川下降中にはじめて沢屋と出会った。
<山の守り神> メジロは追良瀬堰堤から数キロのみで楽勝。 しかし、夜は毎晩ヤブ蚊に悩まされた。動体視力のトレーニングが日課となり、毎日数十匹のヤブ蚊を撃墜。
<岩魚> 赤石川 : 流部の岩魚は最高の保存状況。 2時間ほどで尺オーバーを数匹上げたが、塩焼きには7?9寸くらいが良い。
 滝川 : 釣り師が入っていたせいか、釣れたのは7?8寸岩魚のみ。源流部には尺級が見られたのだが。
 追良瀬川 : 赤石川より型は劣るが数は多く、夕食のおかずには困らない。
<装備> 登攀具補助ロープ(7mm×30m)が大活躍。 繰り返し懸垂で使用したが、、、いいことなのか? 。沢下降する際はしっかりした登攀用ロープを持っていこう。 ロープの外皮と芯が完全に分離し、少し不安だった。
 釣り道具 使用したのは竿と1本のテーパーライン、1本の毛鉤のみだった。バーブレスフックは2/3の岩魚をリリースしてしまうが、木に引っかけた際の回収率は非常に高い。 私は釣り師ではないのでこれでよし。
<ラジオ> 今回は極力文明を持ち込まずをモットウにラジオを持っていかなかった。 この天気だったので、持ち込んでいたら中途していたかもしれない。 時計も置いていこうとしたが、、、ガス中の薮漕ぎで高度計は活躍した。
<コンパス> 前半で堀のコンパスが割れ、勝又のコンパスのみで行動した。スキーではいつも予備のコンパスをもっていたのだが。
<その他> 天候が悪く、予備日も使用したせいで、食料、メタ、ガス全て使い果した。いいことなのか? ガスは良いが、メタは多めにもっていこう。メタ切れで最後の晩は焚き火ができなかった。 
 以上、白神珍道中の報告でした。
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5.大白沢シロウ沢、恋ノ岐沢(下降)
・山域 : 平ヶ岳周辺
・沢名 : 只見川水系・大白沢シロウ沢?恋ノ岐沢(下降)
・期間・日程 :  8月24日?8月26日・2泊3日
・メンバー : 三浦、小川(以上、ぶなの会)、堀
・行程及び概要
 8/24: 砂子平〜大白沢〜シロウ沢〜赤芝沢出合(泊)
 下山予定の恋ノ岐橋に自転車をデポして大白沢入渓点へ。只見川本流を「モッコ渡し(かご渡し)」で横断し大白沢に入る。当初シロウ沢出合いあたりで岩魚釣りの予定だったが、、、。 岩魚が全くいないのでは仕方がない。下降する恋ノ岐に期待ということで、第1核心のゴルジュ上まで駒を進めることにした。小川さんは今年ぶなの会に入り、沢登り5回目ということだが、なかなかしっかりした足取りと登りで、無事赤芝沢出合いにテントを張ることができた。夜半1:00からにわか雨が断続的に降り、テントの中は雨漏り多数。軽量化の為、フライをカットしたことを後悔した。
 8/25: 〜カワゴイ沢〜平ヶ岳?池ノ岳〜1711コル〜恋ノ岐沢〜オホコ沢上(泊)
 シュラフカバーの中も濡れ、エアマットには水溜まり、、、。 朝4:00頃に起床し、カワゴイ沢に入る。ここから傾斜が強くなり、数多くの滝を掛けているが、そのほとんどを直登できて楽しい。 滝の登攀を楽しんでいるうちにあっという間に詰めを迎え、少々の薮漕ぎで平ヶ岳の草原に出た。山頂で雨に濡れた装備を乾かしながら休憩後、木道を駆け足で下り池ノ岳の北の1711コルから恋ノ岐川に下降。本流はまだ源頭の雰囲気だが、所々に現れる小さな淵に尺オーバーの岩魚が多数。産卵遡上か?そう思うとあまり釣る気持ちにはなれない。 しばらく下り、オホコ沢出合いの上部で良いテン場を見つけ、釣りタイム。 釣りは初めてという小川さんの第1投目に7寸ほどの岩魚が掛かる。三浦さんも同サイズを2匹上げるが、なぜか私には雑魚しか掛からない。 その後、小川さんがもう1匹キープサイズを釣り上げ、終了となった。 この日は雨にも悩まされず、焚き火と岩魚を囲み幸せな夜。
 8/26: カワゴイ沢上〜恋ノ岐沢下降〜恋ノ岐橋
 最終日。穏やかな流れの恋ノ岐川を更に下る。 ロープを使うようなところはなく、時々振り返ってはゆっくりと景色を楽しみながら。 下流部は一転してゴルジュ状となるが、特に困難はなく、恋ノ岐橋まで。 ここから入山した砂小平まで約15km。自転車の活躍するところだ。がしかし、三浦さんがヒッチに成功。堀、少し残念。 30分ほどで三浦さんが車を回収し戻ってきた。自転車なら今ごろ砂子平についた頃か?などと思いつつ、疲れた体にはやはり助かった。 今回は活躍できなかったが、自転車は使えそう。
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6.大常木谷
・山域&沢 : 多摩川源流域、大常木谷
・日程 :  2001年9月1日〜2日
・参加者 : 福田忠、佐藤、田宮
・行程概略 前夜に一瀬へ移動、一瀬林道脇で仮眠
9月1日 一瀬林道 大常木谷入り口より入渓 8:30会所小屋後 15:00 ここでツェルト泊 ヤマメ渕の手前の釜のみ泳ぎ、5間の滝でザイル利用。不動の滝を越えてから竿を出すも3人とも坊主。
9月2日 会所小屋8:30途中一度15mCS滝でザイル利用、ここの登りが一番おもしろかった、前日の登りとも忠さんがリード10:30登山道に到着。将監峠経由で一瀬へ15:00に車へ戻る
☆釣りはNGだったが、奇麗な渓、所どころ楽しめる登りと充実した沢でした。
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7.黒部源流・赤木沢
 赤木沢はアプローチはちょっと大変だけど、いい沢でした。 お花の季節ははずしてしまったけど、涼しい静かな沢登りができました。 スキーで来たときとはまったく違う黒部を味わえて面白い。また行きたくなるとこです。
・日程: 2001年8月25日(土)-28日(火)・前夜発3泊4日
・山域・山名: 北アルプス・黒部源流・赤木沢
・メンバー: 縣・石島
・行程
 8/24(金):池袋発、深夜バスで富山へ
 8/25(土):折立〜薬師峠(太郎平小屋)〜薬師沢三又付近(ツェルト泊)
 9時ごろ発4時ごろテント場着。4時間半の登りは厳しかった。 薬師岳が黒い。薬師沢付近には2,3パーティ沢泊がいた。 泊まった沢辺の目の前で岩魚がぴちぴちいっていたのが印象的。大型の岩魚を釣っていた人もいた。
 8/26(日):薬師沢小屋〜赤木沢出会通過〜五郎沢出会(ツェルト泊)
 時折雨が降る中、本流から遡行。 赤木沢出会いの淵はあおい!でも寒くてとても泳ぐ気がしない。そのまま川づたいに歩き、途中で岩魚2匹頂く。 GWに来た五郎沢の出会いで泊まり、てんぷら&塩焼き
8/27(月):五郎沢沢出会〜赤木沢(遡行)〜太郎平小屋(小屋泊)
 赤木沢に引き返し、昼頃から登る。 淵や滝が多く、黒部らしくない?変化に富む沢だった。滝壷には岩魚が浮き、歩くと岩魚が走る、水族館のよう。 つめでコースをはずしたようで、ハイマツをちょっとこぎ、北ノ又山頂は1800 GWとおなじく太郎平小屋には19時過ぎに到着。
 8/28(火):薬師峠〜折立(下山→富山へ)
 晴れて天気がよいのでのんびりしてた。が、折立からのバスが910(あとは1500)発しかないとのことなので、小屋でタクシー予約(13000円。折立からは電話がなく携帯つうじない)でも下ってみたらバスの時間に間に合ったのでかなり後悔。 富山からは高速バスでお帰り。
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8.黒薙川・北又谷本谷
 日本に生まれて良かった。生きていて良かった。そして、沢登りと出会って良かった。北又谷、「すばらしい」の一言。この素晴らしさは私の乏しい文章力では到底表現しきれない。今だ夢のよう。なので、おかしな報告になっていると思う。またしても社会復帰に時間が掛かりそう。
・山域 : 北ア
・沢名 : 黒部川水系・黒薙川北又谷本谷
・期間・日程 :  9月8日?9月10日・2泊3日
・メンバー: 常さん(登行会くら)、村石さん(RSSA)、堀
・ ルート : 北又小屋〜登山道〜支沢下降〜長瀞入口〜北又谷遡行〜1,270mコル〜似虎谷(ねごや)下降〜大平 ※以下、谷名のほとんどは「〜だん」と読む(北又谷:きたまただん)。
・行程及び概要
 前夜〜泊駅に3:30着仮眠
 9/8(土)晴れ
 北又小屋〜北又谷遡行〜長尾谷出合付近(泊)
 5:30泊駅からタクシーで北又小屋へ。朝日岳への登山道利用で長瀞入り口から遡行開始。長瀞から魚止め滝付近はかなり埋まっている。「95年の水害の影響で」、ということになっているが、実際はすぐ下の北又堰堤の影響が大きいように見える。 しかし、北又。真っ白な花崗岩と信じられないほどに透明な水。もう気分は最高で、続く大釜は堀がリード。さらしに向かう強烈な流れに乗り、一瞬のチャンスで取り付きのガバを掴む。 又衛門滝とその上のゴルジュ帯を巻き、長尾谷出合を過ぎたところで天幕。この付近はなぜか岩魚が少なくキープは2匹のみ。 しかし、この時期の岩魚は肉付きが良く、岩魚の刺し身、岩魚汁。豪快な焚き火。星空と月明かりの下で熟睡。
 9/9(日)晴れ、夜から時々雨
 長尾谷出合付近〜北又谷遡行〜吹沢谷出合付近(泊)
 今日も素晴らしい天気。中瀞、白金滝、長持淵を越え、3段滝。 とにかく水、木、岩、青い空、谷の変化、岩魚、何もかもが夢のよう。 3段滝は岩魚天国。底が見えないような淵に見えるだけでも人を恐れることを知らない尺級の岩魚が数十匹。 3段滝を巻き、黒岩谷出合。谷の変化が素晴らしい。猿ヶ滝を巻き、吹沢谷出合付近で天幕。本流、吹沢谷に別れ出漁。ここはまさしく岩魚天国。8尺くらいの岩魚は手掴みでもとれる。今日は尺級4匹を含め、9匹をキープし、刺し身、塩焼き、から揚げ、岩魚汁、骨酒のフルコース。夜半から時々雨が降り始めるが、大木の焚き火は朝まで燃え続ける。
 9/10(月)雨、朝から時々雨。
 岩魚の祟りか?釣りをした堀と村石氏がひどい下痢で体調不良。しかし、そんなことも忘れ、北又源流を感動しながら遡行。1270コルまでは順調だったが、ここから苦闘が始まる。 下降予定の似虎谷上流部は地形図で見るとかなりの傾斜なので嫌な予感がしていたが、、、その予感が的中。台風の影響を思わせる生温い風と断続的に強く降る雨の中、約十回の懸垂でハーケン、シュリンゲのほとんど使い果す。中流部を過ぎると沢は落ち着くが、最後に堰堤を懸垂させられ、6時間の下降でどうにか明るいうちに林道に出ることができた。 ここから、約2時間の林道歩きで太平最終集落。 廃校になった学校の近くの建設事務所でタクシーを呼び、泊へ戻った。下山後、市振駅近くの食堂で台風情報を聞きながらタラ汁。山行を振り返るが、疲労と似虎谷下降の印象が強すぎるのとで北又谷の遡行が夢のように感じられる。長野方面は通行止めということで、翌朝、夢を思い返しながら新潟周りで帰京した。
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9.万太郎本谷
 台風と秋雨前線が心配でしたが、動きが遅いようなので行ってしまった。
・日程:9月8日〜9日・1泊2日
・山域: 谷川
・沢名: 魚野川水系・万太郎本谷
・メンバー:縣、福田(忠)、勝又、 師橋
・ルート
 8日 : 土樽〜万太郎本谷遡行〜三の滝上(泊)
 9日 :  〜源流部遡行〜谷川岳〜西黒尾根〜土合〜土樽
 8日、上空の雲の流れは速いがしばらくは天気も持ちそうなので出発。下部を楽しく遡行するが、途中の関越道の換気口が異様。オキドウキョの瀞を皆は楽しそうに泳ぎ、小生は泳がされる。次の瀞も皆は泳ぐが小生は巻く。忠君に泳ぎで励まされるようになろうとは思わなかった。沢床の美しい下・中流部を気持ちよくたどり、一の滝は巻き、三の滝は縣君のリードで超える。三の滝で会った先行パーティーがモンベル(?)の原田君パーティーでした。世の中やっぱり狭い。15時ごろ1350m付近で幕営。
 9日、天候は、やや悪化、展望の無い中、沢を詰め肩の小屋へ。天神尾根をたどり、土合へ下山。JRにて土樽に戻る。
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10.泉水谷大黒茂谷
 秋雨前線の動きを配慮してまたまた奥多摩に出かけました。
・山域&沢 : 多摩川源流域、泉水谷大黒茂谷
・日程 : 2001年9月16日
・参加者: 福田忠、佐藤、田宮
・天気 : 晴れ後曇り
・行程概略 前夜に一瀬へ移動、一瀬林道脇で仮眠。泉水谷林道が土砂崩れで通行止めのため、国道脇より入渓点まで一時間のアルバイト歩き。8:30国道、9:30入渓点、13:00大菩薩の稜線16:30丸川峠をへて国道へ戻る。ガイドブック通り、がつがつ登れる滝が多く楽しめ、なめ床が美しい。一度、12mの滝、大滝でのみザイル利用(忠さんリード)。
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11.笠ヶ岳周辺 東黒沢、ウツボギ沢 
 週末はみなさんお疲れさまでした。9月にこれほど寒かったのは師橋さんもはじめてとの事でしたが、それもその筈、気象庁の観測史上でもはじめてだったようです。日曜日の夜、まだ寒さに慣れていない我々は数時間しか寝ることができず、明け方まで焚き火をしながら寒さを凌ぎました。良い経験になしました。
・山域:谷川・笠ヶ岳周辺
・日程:8月23日〜24日・1泊2日
・メンバー:堀、勝又
・ルート
  1日目:土合〜東黒沢〜丸山沢右俣〜丸山越〜一ノ沢〜ウツボギ沢出合(泊)
  2日目:〜ウツボギ沢左俣〜笠ヶ岳肩〜赤倉沢下降〜湯桧曽川
 東黒沢〜宝川へ至るこのルートは99年に敗退して以来、翌01年のスキールートにもなった思い入れのあるルート。 今回はきのこ採りをしながら東黒沢をのんびりと遡行。ナラタケとクリタケの収穫があった(勝又は収穫が絡むと目の色が変わる)。 このルートは現在、沢登りでは一般的になっているようで、東黒沢を遡行中に数パーティーに追い抜かれるほどだった。 広河原も大盛況だったので、薪の豊富な一ノ沢出合いをテン場とした。長ーい夜が明けた翌日、笠ヶ岳からの滑降を思い出しながらウツボギ沢左俣を遡行。岩盤の上をペタペタ歩き、笹に覆われたと思ったらすぐに笠ヶ岳の草原に出る。下山は白ヶ門尾根を避けたく、笠ヶ岳の稜線から赤倉沢を下降。 殆どが一ノ倉沢を正面に望みながらのガレ沢下降だった。
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12.湯檜曽川・大倉沢ナルミズ沢、ウツボギ沢
・日程 : 9月22日〜24日・2泊3日
・山域 : 谷川
・沢名 : 湯檜曽川大倉沢、宝川ナルミズ沢、ウツボギ沢
メンバー :福田(忠)、 師橋
ルート : 9/22:一の倉出合〜湯檜曽川大倉沢〜朝日岳(泊)
 北の高気圧に覆われ、好天を約束されてはいるものの、9月とは思えぬ低温の中、武能沢出合から入渓、十字峡までは湯檜曽川をたどる。大倉沢に入ると水量は半減するが、登りにくい小滝、一歩が出ないヘツリ、急な側壁の笹薮でのスタカット登攀、などなどしっかりと楽しませてくれる。泳いでしまえばすぐに片付くのだが、寒くてとてもその気にはなれず、悪い高巻をするはめになってしまう。真夏に良い沢か?上流部は沢床の発達した気持ちの良いスラブをたどる。藪も殆ど無い気持ちの良い詰めから日没ぎりぎりで池糖 の点在する朝日岳の山頂着、急いでツエルトを張りビバーク。気温は夕方で2℃。夜は満天の星、天の川もはっきり見える。
9/23:〜(一般路)〜ウツボギ沢出合(泊)(縣パーティ、堀パーティと合流)
 朝はマイナス8℃まで下がる。渓流シューズはカチカチに凍ってしまいプラブーツのようだ。ご来光を拝み、飽くこと無く周囲の山々を眺める。越後三山は勿論、遠く富士山、中央アルプス、などこの季節一般道を宝川に下り、広川原の縣パーティのタープ横にツエルトを張り昼寝。午後堀パーティ合流、その後ナルミズ沢で食料調達。福田君小ぶりの岩魚を3匹、小生は坊主。夕方遅く、縣パーティが帰着。
9/24:〜ウツボギ沢左俣〜赤倉沢〜一の倉出合
 堀、勝、忠、師で穏やかなウツボギ沢左俣をたどり、笠が岳〜白毛門の稜線に出、反対側の赤倉沢を下降、何本かの滝と、ガレをくだる。・・・といったところです。
 ところで、縣君、ガイドに、ポーターに、キッチンボーイご苦労様でした。
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13.東黒沢、ナルミズ沢
・日程: 9/22(土)〜9/24(月)
・山域:谷川
・沢名:東黒沢、ナルミズ沢
・メンバー:縣、田宮、石島、田島
・ルート: 9/22東黒沢〜丸山沢〜鞍部〜ウツボギ沢出会い付近BC(泊)
9/23ナルミズ沢〜朝日岳〜登山道ウツボギ沢出会いBC(泊)
9/24BC〜登山道〜宝川温泉
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 朝7:30頃?出発、ゆっくりペースで東黒沢を遡行。途中、小一時間程お昼寝タイム。道々、キノコを見つけながら進む。ナラタケの収穫多し。ブナハリとぎぼうしも収穫。上り詰めた後は少々薮こぎし、隣の沢へ。沢を歩き下る。下りは嫌いな私だが、これは中々面白かった。ウツボギ沢出合いには15:00?16:00頃に到着。タープを張り、薪を集める。木が腐っていたのかたき火に勢いが無い。キノコ入り味噌汁を頂き、20:00就寝。
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 朝4時起き。6:30出発。ナルミズ沢では1度だけロープを出す。じゃぶじゃぶ浸かれば巻かなくてもいいところを、寒さに負けて何度か巻いた。最後に2股に分かれるところが良く分からず、疑心暗鬼しつつ進む。そのまま進むと小滝と釜が連続してあり、それを過ぎると確かに二股を発見。左に道を取り、薮こぎで登山道へ。そこから朝日岳山頂を目指す。登頂14:00頃。それから下山し、BCには17:30頃到着。ヘッドライトは何とか使わずに済んだ。この沢は開け過ぎていて明るいせいかキノコはあまり取れなかった。
でも、田宮さんEYEでナラタケ少々とブナハリを獲得。BCに戻ると忠さんがたき火を起こし、岩魚を焼いていた。予定通り!?夜は岩魚ご飯を頂け、ブナハリクリームシチューを楽しんだ。21:00就寝。
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 当初の予定(BC〜鞍部経由で東黒沢へ下山)を変更し、登山道で宝川温泉へ出る事になった。
5:00起床、8:30出発。下山途中に山葡萄を発見。皆で狂ったように集める。大収穫。
宝川温泉へは12:39到着。日に3本しかないバス12:40発に乗り、水上駅へ。そこから電車で土合へ行き、歩く事10分ほどで駐車場に到着。
・反省点:ザックが小さすぎて荷物が持てませんでした。(確信犯?!(^^ゞ)次回からこの時期の泊まりの沢には45Lザック(山の会所有)を持って行く事とします。
・ お礼:何も出来ない私を同行させて頂いて、本当にありがとうございました。天気も良く、とても楽しい3日間でした。ありがとうございました。
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14.大洞川・井戸沢
・日程:10月6日〜8日・2泊3日
・メンバー:堀、田宮、勝又
・山域:奥秩父・荒川水系 大洞川
・ルート
 1日目 : 雲取林道〜惣小屋沢出合〜井戸沢〜サワラ谷手前 (泊)
  2日目 : 〜奥新左衛門窪〜東仙波(泊)
  3日目 : 〜和名倉山〜市ノ沢下降
 土砂崩れのためにゲートまで入ることができず、大洞ダムのさらに手前よりながーい林道歩き。 沢は水量が思ったより豊富で、ゴルジュと釜を持った滝がつづく。微妙なへつりや高巻きで突破できるので飽きさせない。トラロープが丁寧にかかっているので、時にはそれに助けられながら遡行していくと、見るからに悪そうな滝が現れる。大高巻になりそうなので堀さんがリードしたが、かなり悪そう。これがハイライトの’キンチヂミ’。よりによってこれを直登してしまった。堀さんの左足が珍しくプルプルしてました。ナラタケモドキ、ムキタケ、ヒラタケ、岩魚、ミズをゲットし、1日目終了。
 2日目。滝、釜、テン場に良さそうな開けた平地、と代わる代わる現れ、又、田宮さん初めての本チャン懸垂下降など、やはり飽きずに遡行。太い杉の倒木が多く、林業が盛んだったことを思わせる。ちょっとした藪こぎで稜線に出る。小雨が降る夜。
 3日目。朝、一瞬の晴れ間に湧き上がるが、その後天気はどんより。伐採で開かれた斜面を見て、今度は和名倉だ、と盛り上がる。 市ノ沢は大きな滝もなく下山路としてはとても良い。オシロイシメジ、チャツムナメタケ、ムキタケをゲット。
 適度な緊張感とシンとした秋の気配を充分に感じることのできた満足の山行でした。 残念だったのは、伐採が盛んだったことを思わせるワイヤーロープがそのまま放置されていること。こういうのはどこに訴えたらいいのでしょうか。
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15.日原川・唐松谷
 今シーズンの締めとなった井戸沢の余韻を残し、今回はきのこ採りということで、唐松谷を選択。倒木が多いと聞いていたので、沢登りの対象としては興味が薄かったが、今回、きのこ採りという形で最高の遡行ができた。
・山域 : 奥多摩
・沢名 : 多摩川水系 日原川・唐松谷
・日程 : 10月14日・日帰り
・メンバー : 堀、田宮、勝又
・行程 : 唐松橋〜唐松谷遡行〜登山道徒渉点〜登山道〜唐松橋
 下部のゴルジュは豊かな水量に大倒木と豪快だが、太陽は当たらず、薄暗い。よって、きのこがない。登ろうと考えていた野陣の滝3段15mは1つ目の滝がシャワー、その後も飛沫を浴びながらの登攀になりそうなので、 ちょっと見ただけで、すんなり敗退。大高巻きに入る。側壁の傾斜が強く、登山道近くまで追い上げられ、疎林尾根をクライムダウン+懸垂3ピッチで野陣の滝上部に降り立った。ここから少し沢が開け、原生林に囲まれた明るい雰囲気となる。 ここからが今回の本番で、登山道の徒渉点までの間に倒木、倒木、ムキタケ、なめこ、クリタケ、ムキタケ、ムキタケ、、、、。 気が付けば、ムキタケを5kg近くもとっており、福生邸で待望のムキタケすき焼きを頂いたあと、武蔵野にムキタケを卸に行きました。おばちゃんにもこのムキタケは喜ばれ、次回3名様、無料お食事券をゲット。山の恵み、きのこ。山での菌の役割を実際にこの目で見て、感じて、採って、嗅いで、食べて、味わってと感激の1日でありました。ちなみに、菌は学術上で動物界、植物界と同様、菌界(KINGDOM FUNGI)という分類階級が与えられているほどです。 また、きのこ、カビなどは俗称で、きのこは正式には真菌門・子のう菌亜門と担子菌亜門に属し、更に多くの分類がされます。 また、今回、武蔵野できのこの新種についての興味深い話を聞くことができました。この話はまたの機会にお話します。
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16.釜ノ沢東俣
・山域 : 奥秩父
・沢名 : 釜ノ沢東俣
・日程 : 10月20日〜21日
・メンバー : 田宮、勝又、加藤(勝又の酒飲み仲間・さかいやスポーツ店員)
 行程 : 1日目 西沢渓谷バス停〜東沢〜釜ノ沢出合(泊)    2日目 〜甲武信小屋〜甲武信岳〜戸渡尾根〜バス停
 酒飲み仲間・さかいや勤務の加藤さんが沢登に行きたいと言い、私がこの人に沢登の楽しさをぜひ知ってもらいたいと思ったのが始まりでした。立派なぶなの倒木にびっしりと生えていたムキタケと今年最後の ミズも収穫できたし。紅葉もばっちりあたったし。焚き火も無事ついたし。ナメもきれいだったし。沢を泳ぎ登ってくネズミを見たり(勝又は見れなかった)。釜ノ沢の出合を通り過ぎて、金山沢の堰堤にぶつかってしまったり、木賊沢をつめてしまったり、まったく珍道中でした。下山中、チャナメツムタケの群生にあい、お土産もたぁんまり収穫しました。満足、満足の1泊でした。1つだけ、勝又は滝を上る途中で立ち往生をして しまい、これは失敗でした。
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